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2018/03/14

Yasuhiko Amano

天野記者の『オートレースNOW』Vol.10

天野記者の『オートレースNOW』Vol.10

鈴木の独走に待ったをかけるのが、ダブルグランドスラマーの永井大介(川口25期)だ。川口オートの名物G1、3月7〜11日に行われた第66回開設記念グランプリレースで優勝。前哨戦とも呼べるグレード戦Vは大きな弾みになる。優勝戦では2枠からすぐに先頭を奪い、危なげないレースぶりで逃げ切った。2018年の初Vにブレイクの予感が漂う。
「なかなか優勝できなかったが、これをキッカケにしたい」
2017年は選手最多の優勝10回、波に乗ると手のつけられない男だ。

グランプリレースで優出を逃した実力者も巻き返してくる。
青山周平(伊勢崎31期)、金子大輔(浜松29期)、高橋貢(伊勢崎22期)らはマシンをどう立て直してくるか?黙って引き下がる訳にはいかない。

グランプリレースには参戦しなかったが、松尾啓史(山陽26期)は要チェックの選手だ。2月24日優勝戦のG2レジェンドカップで、G1スピード王決定戦に続くグレード戦連続Vを達成。「エンジンはすごくいいので、この状態を維持したい」と、意気込む。
女子の岡谷美由紀(浜松32期)も開催を盛り上げる。2017年に優勝2回。2月20日に川口オートで早くも2018年初Vを飾っている。

グランプリレースの予想は難しかった。車券は大きなマイナスにはならなかったが、走路状態の変化を見極めるのは本当に難しい。良・斑(ぶち)・湿があり、それぞれで違いがある。西川口で行きつけのスナックのママが「オートレースを見てみたい」とのことだったので、オートレース記者の意地を見せるべく川口オートへ乗り込んだ。だが、当たりはなしで、株を下げてしまった感。次の機会には必ず巻き返したい(笑)。

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