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2018/04/17

Yasuhiko Amano

天野記者の『オートレースNOW』Vol.11

天野記者の『オートレースNOW』Vol.11

鳴り物入りでデビューした交川陽子(浜松33期)は8着ラッシュの苦しい時期を乗り越え、初勝利をつかんだ。サンボでの成績が認められ、33期では唯一、1次試験が免除される入試特例で選手試験に合格。2014年の全日本サンボ選手権女子48kg級優勝、同年世界選手権7位の実績は特筆ものだ。


交川陽子

2016年8 月末まで高校の保健体育教員を務め、柔道部では監督というポジションであった。だが、安定した生活を捨てて、勝負の世界に身を投じる決断を下した。
「教諭はとてもやりがいがあったが、どうしても戦いの場に身を置きたかった」
まだ思うような走りはできていないが、焦りはない。
「柔道も同じで、すぐに強くなった訳ではない。時間をジックリとかけて、成長するタイプ」と、自らを分析する。


高橋絵莉子

「刺激になります」
計2勝の高橋絵莉子(伊勢崎)は同期女子の活躍を励みに上位着が着実に増え、調整に関しても前進が見られる。9歳からポケバイに乗り、モトクロスの選手になった。16歳だった2012年には全日本モトクロス選手権レディースクラスで年間10位、2014年には同4位。モトクロスで培ったスタート力を活かして、さらなる活躍を目指す。

金田に次ぐ4勝を挙げている田崎萌(伊勢崎)は落車負傷により休場中だったが、4月16日の浜松から復帰。3勝の吉川麻季(飯塚)、1勝の堂免沙弥(飯塚)は上積みを目指す。ただ1人、未勝利なのは稲原瑞穂(飯塚)だが、叔父・稲原良太郎(山陽28期)のアドバイスも受けて、1勝に全力投球だ。
SGオールスター(4月26~30日)で盛り上がるオートレース界で、33期女子の奮闘が続く。

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