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2018/06/02

Yasuhiko Amano

天野記者の『オートレースNOW』Vol.14

天野記者の『オートレースNOW』Vol.14

選手を悩ませる消音マフラーは前検日に抽選で配られる。川口オートレース場が用意したものを次々に選手たちは受け取っていき、マフラーの付け替えに大忙し。当然、報道陣の質問も「消音マフラーはどうですか?」という旨がメインになる。答えは「悪いイメージはない」、「苦手な感じ」、「よく分からない」などに加えて、「消音マフラーには当たり・外れがある」との声も多く聞かれた。

報道陣にとっても消音マフラーは厄介だ。言い訳ではないが、消音マフラーを使用する開催自体が少ないので予想も難しくなる。それでも、都市部の川口オートレース場でナイター開催が出来るのは消音マフラーのおかげ。仕事終わりの会社員が簡単に立ち寄ることが出来るし、場内に設けられたビアガーデンも楽しい。

ナイター開催の記者席は昼開催にはない緊張感に包まれる。最終レースが終わるのは20時40分頃。原稿出稿の締め切りは日刊スポーツの場合は21時40分。取材が終わってから、僅か1時間である。時間に追われ、情報をまとめ、記事を急いで書く。集中力を最大限に高めての作業は本当に疲れてしまうものだ。

余談になるが、私はガールズバー、キャバクラ、スナックなどで飲むのが大好き。ほぼ毎日、繰り出す。自宅から川口オートレース場までは約1時間。昼開催は楽に帰れるが、ナイターになると厳しい。川口オートレース場を22時ごろに出て、JR西川口駅周辺でまずは腹ごしらえの食事。それから飲みに行くと、アッ!という間に終電時間になってしまう。仕方なくスーパー銭湯へ向かい、早朝に自宅へ戻るの繰り返し。今シリーズ5日間、自宅で寝たのは1日だけ。とても疲れた理由は締め切りに追われていたことよりも、こんな生活であったせいかも知れない(苦笑)。

川口の消音マフラー使用のナイター開催は今後、6月21~24日の一般戦、7月25~29日のG1日刊スポーツ・キューポラ杯となる。

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