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2018/07/21

Yasuhiko Amano

天野記者の『オートレースNOW』Vol.16

天野記者の『オートレースNOW』Vol.16

女子選手で、今後の活躍が楽しみなのは金田悠伽(浜松33期)だ。1着=19回、2着=7回、3着=4回の成(7月13日現在)は同期では断トツ。活躍が認められ、グレードレース7のPRポスターに、佐藤摩弥(川口31期)、藤本梨恵(伊勢崎32期)と共に起用。キュートなルックスでも人気になっている。
 「コースを外さないように、ミスをしないようにと心掛けて走っている」
この金田の日々の努力は結果に出始めた。
「徐々に前進している。最初はグリップの開け方、コース取りがバラバラだったが、良くなってきた」と、師匠の斎藤正悟(浜松24期)も成長を認める。もちろん、課題はある。「最後まであきらめずに集中して欲しい。練習でもやめたい時に、さらにもう1周、2周回れと、言っている」
斎藤のアドバイス通り、6周回を乗り切るには体力が不可欠だ。金田は「レースで疲れると最後に抜かれてしまうので、シッカリと体力は付けたい。練習では6周以上を回りたいし、オフには筋トレが習慣になっている」というように自覚も十分だ。練習、レースを通じて「いかに車速を落とさずに回るか。向きもシッカリさせたい」と、意気込む。

オートレースを初めて観たのは、高校3年生の時だった。
「すごく感動して、即決の感じ。将来の希望、なりたい職業はそれまでなかったから」
浜松オートレース場での出逢いが運命を変えた。バイクとは無縁だっただけに、養成所での訓練はつらかった。ケガはなかったものの、落車を2回経験。その苦しさも乗り越えた。
「自分のなりたい仕事に就くのは本当に難しい。実現できたのは幸せ」
その言葉には実感を込められていた。

レースでのスキルアップのためには体重にも気を配り、43kg前後をキープしている。
「体重は軽い方がいいので、メッチャ気にしている。太らないように注意しています」
体重計で数字を細かくチェックしながらも、その一方で食事はガッツリ系だ。
「焼き肉とかが大好き。辛いものも良く食べます」。
オフにはおいしい肉を求めて全国へ。タンを食べるために「行ったかいがありました」と、浜松から仙台まで出向いたことも。また、馬刺しも好きだという。
レース場では食堂のメニューが楽しみ。
「レース場によって料理が違うので、色々と選べる。レースではエネルギーを消耗するので、昼食とかはいっぱい食べますね」。
新陳代謝がいいのか、お腹いっぱい食べても「すぐに出るんですよ」と、笑う。屈託のない話しぶりも魅力の1つだ。

同期の黒川京介(川口33期)が早々と優勝したことは大きな刺激になった。
「黒川選手の優勝は嬉しいし、私も頑張ろうと、改めて感じた」
目標は「着実に力を付けてS級に入りたい」と、初代女子レーサーである佐藤摩弥の名前を挙げる。そして、浜松の実家にあるのは軽自動車であることから「たくさん勝って、大きい車に乗りたい」ということも公言している。あと一歩の前進があれば、目標は近いうちに達成できるはずだ。

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