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2020/02/19

Koichi Moriizumi

『森泉宏一の実況天国』Vol.27

『森泉宏一の実況天国』Vol.27

MVPに選ばれたのは青山周平(伊勢崎31期)選手。
「2019年はでき過ぎ。それを超えることは簡単ではないが、精一杯頑張る」と、コメント。
自身初の獲得賞金1億円突破。
台風被害を乗り越え、3年半ぶりに全国ランク1位に返り咲き。
今年もその走りが大いに注目されます。
『周平スマイル』をたくさん見せてもらいたいですね。

『ベストマッチ・オブ・ザ・イヤー2019』には佐藤摩弥(川口31期)選手が選ばれました。
対象となったのは、『SGスーパースター王座決定戦トライアル2日目11レース』。
女子レーサー初のトライアル戦勝利を記録した、オートレース界の歴史的レースが選ばれました。

サトマヤ選手は
「2019年は選手生活で最も充実していました。スーパースター王座決定戦は濃密な5日間でした」
そのように語っていました。

昨年は特別G1プレミアムカップにて2度の優勝戦3着で、スーパースター王座決定戦トライアルに初出場。
そして、大晦日のファイナリスト。
2020年はいよいよ待望のタイトル獲得にも期待が高まります。

そして、個人的に印象に残ったのは。
乾杯のご発声を務められた全日本オートレース選手会の会長・斎藤努(浜松22期)選手のご挨拶でした。
「今年は東京オリンピックの年。オリンピックが東京に決まった頃、オートレース界は少し元気がない、選手同士でもオリンピックが開催される頃のオートレースはどうなっているのだろう?という話しをしていました」
続けて
「少しずつ回復して、2020年を迎えることができました。これもファンの皆様のおかげだと心より感謝しております。もっともっと発展して、ファンの皆様に愛されるよう努力して参りますので、これからも応援、宜しくお願い致します」

そうでした!
あの頃は五輪の東京開催が決まったという盛り上がりの一方で、そんな時期でもありました。
オートレースに関わる全ての方の力で、2020年を迎えられる。
斎藤会長の思いも一入(ひとしお)だったことかと思われます。

今年も盛大に行われた表彰式・ファン感謝祭。
来年も変わらぬ賑わいで迎えたいものです。

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