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2020/06/05

Koichi Moriizumi

『森泉宏一の実況天国』Vol.33

『森泉宏一の実況天国』Vol.33

さて、ガールズレーサーの動向です。
まずは、“サトマヤ”こと佐藤摩弥選手(川口31期)。

デビューから9年、44年ぶりの女性レーサーとして常に注目を集める存在です。
昨年末はSGスーパースター王座決定戦に名を連ねるなど。
スッカリ男子選手顔負けの力強い走りがお馴染みになっています。
今年はここまで優出4回、そのうち優勝が3回。(*2020年6月1日現在)
優勝戦での勝率が75%と、勝負強さを見せています。
その中にはG2若獅子杯など、グレード戦の優勝も含まれます。
さらにSGオールスターオートレースで優出を決めるなどを筆頭に。
今年もSSトライアル、そして、大晦日決戦のファイナリスト入りなるか?
加えて、G1以上の初タイトル獲得にも期待が集まります。

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次は“リサマックス”こと、片野利沙選手(川口32期)。昨年末に開催されたスーパースターガールズ王座決定戦を制して、初代女王に輝いた実績を持ちます。

今年はここまで、1着=5回、2着=3回、3着=8回をマーク。(*2020年6月1日現在)
先月、伊勢崎オートで行われたG2稲妻賞。
3日目の準々決勝戦では鋭いスタートから白星を飾り、見事に準決勝戦へ進出。
勝負駆けを決める走りを披露しました。
http://autorace.jp/netstadium/RaceResult/isesaki/2020-05-22_6?is_sp=1
早目抜け出しからの逃げは魅力です。
沢山のファンが“リサマックス”の悲願の初優勝を待っています。

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3人目は“なしえ”こと藤本梨恵選手(伊勢崎32期)。
女性レーサー全員にこのような愛称がつくと、より親しみが出て、良いですね。

デビューから5年目となる2017年夏に地元・伊勢崎で初優勝。
その優勝戦が雨だったように、湿走路で結果を出す選手の1人です。
今年はここまで、1着=6回、2着=5回、3着=6回をマーク。(*2020年6月1日現在)
年明け最初のレースとなった地元のG1レースで白星を挙げるなど、冬場は成績を残していました。
だが、新年度になってから成績が急降下。
ようやく6月1日の川口1Rにて今年度初勝利、この時も湿走路でした。
http://autorace.jp/netstadium/RaceResult/kawaguchi/2020-06-01_1?is_sp=1

近況はスタートにムラがあるように見えるのが気掛かり。
ですが、本来はスタートもシッカリ決める力があるだけに、車券的にも復調の兆しを見逃さないようにしたいですね。

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