TOP > オートレース > 川口SG(4日目)ピックアップ

オートレース

一覧へ戻る

オートレース

2020/11/02

P-Navi編集部

川口SG(4日目)ピックアップ

川口SG(4日目)ピックアップ

【11R=準決勝戦】
*8周回 4,100m(斑走路)

スタートは3・黒川京介が抜群の飛び出しを見せる。
しかし、5・木村武之、2・鈴木圭一郎が黒川をかわして、浜松両者が前団を形成。
2周回BSで鈴木が木村をかわすと、セーフティーリードを保ったまま1着のチェッカー。
2着には黒川を振り切った木村が入り、浜松勢のワンツー。
3着には黒川が入着した。


1着/鈴木圭一郎(浜松32期)競走タイム3.349
競走車名:カルマ3K ランク:S2
今節の成績:1着・1着・3着・1着

「試走での手応えは全くなかったです」
試走は3.42_メンバー中、5番目のタイムだった。
それでも2枠から好スタートを決めると
「試走で滑ったところを外して走った」
これが功を奏して、3周回目には先頭に躍り出た。
「エンジンが今日の気候にたまたま合っていましたね。晴れでは凄く良い訳ではないが、良い状態ではある」
今年はオールスターで優勝戦7着、グランプリは準決勝戦で敗退と、苦戦が続く。
優勝戦に向けて
「大きいレースで結果が出ていない。結果を出せるように、やることをやるだけです」


2着/木村武之(浜松26期)競走タイム3.354
競走車名:ワント ランク:S24
今節の成績:1着・3着・1着・2着

試走タイムは3.36の一番時計タイ。
スタートも巧く決め、展開を作った。
鈴木圭一郎には「一瞬、気になったところで掬われた」ものの2着を堅守。
2018年10月浜松の全日本選抜以来、約2年ぶりのSG優出を決めた。
「エンジンのベースは悪くない。気になっているところも解消、少しずつ良くなっている感じ」
と、手応えを掴む。
日本選手権は2009年、2013年と、2回制覇の実績を持つ。
スーパースター王座決定戦トライアル戦へ。
ここまでポイント「0」だが、逆転の出場権獲得なるかにも注目だ。

***************

【12R=準決勝戦】
*8周回 4,100m(斑走路)

レース直前に再び雨が降り出した。
無傷の3連勝で勝ち上がった4・青山周平だったが、準決勝戦でまさかのフライング。
日本選手権オートレース3連覇の夢はここで潰えた。
レースはスタートを決めた5・佐藤貴也を青山が捲って先頭に立つ。
青山の捲りに続く形で、8・中村雅人、3・山田達也も佐藤をかわしていく。
青山との差を詰めた中村は5周回目に青山のインに飛び込み、先頭を奪取した。
そのまま中村が後続に差をつけて1着。
2着には青山(フライング失権)が入り、山田が3着で最後の優出切符を手にした。


1着/中村雅人(川口28期)競走タイム3.573
競走車名:Kモンソン ランク:S6
今節の成績:3着・2着・5着・1着

「雨が降ってくれたおかげです」
抜け出した青山周平を巧みな捌きで捕え、先頭を奪取した。
「スタートは1回目も2回目も切れました。これくらい切れれば良いですね」
優勝戦の枠番選択順では1番目を引き当て「1枠」を選択。
8枠を克服した今シリーズ初勝利は価値ある1勝になった。
「晴れではエンジンは正直、足りていないと思います。調整しないといけないですね」
グランドスラマーが最内枠から6年ぶり2回目の日本選手権制覇を目論む。


3着/山田達也(川口28期)競走タイム3.585
競走車名:イプシロン ランク:S19
今節の成績:7着・2着・3着・3着

「1回目のスタートは切れたけど、2回目は失敗しました」
スタートで後方に置かれるも、発走前に振り出した雨が味方。
外コースから一気に上位争いへ加わった。
「雨のおかげですね」
最後は新井恵匠も後ろから迫り、混戦模様となるが、青山周平に詰めて3着入着。
青山がフライング失権のため、繰り上がりでの優出が決まった。
SG優出は2017年浜松の日本選手権以来3年ぶり。
「メチャクチャ嬉しいです」
と、破顔一笑。
優勝戦は8枠、厳しい位置ながらも「最後まで諦めずに頑張ります!」と。

*******************

【12R=SG第52回日本選手権オートレース・優勝戦】
*10周回 5,100m 0mオープン戦
1/中村雅人(川口28期)1着2位→1番目
2/金子大輔(浜松29期)1着3位→3番目
3/高橋貢(伊勢崎22期)1着4位→4番目
4/鈴木圭一郎(浜松32期)1着1位→2番目
5/木村武之(浜松26期)2着2位→6番目
6/荒尾聡(飯塚27期)2着1位→5番目
7/森且行(川口25期)2着3位→7番目
8/山田達也(川口28期)3着→8番目

まず準決勝戦1着通過の4選手のうち上位順に抽選。
引いた番号順に、枠番を選択していった。
選択順1番目を引いた中村が1番車を選ぶも、2番目の鈴木は4番車を選択した。
2着の3選手も同様に、上位順に抽選して、引いた番号順に枠番を選択。
こちらは選択の順番通りに5番車から埋まっていった。

準決勝戦はにわか雨により走路が湿、斑(ぶち)へ変化する難解なコンディションとなった。
最終日は朝方こそ雨だが、午前中からは晴れ予報となっており、良走路での優勝戦が見込まれる。
10周回の0mオープン戦を制して、今年のダービー王となるのは果たして!?

12

ページの先頭へ

メニューを開く