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2023/01/09

P-Navi編集部

【伊勢崎オートG1】青山周平がシルクカップ3連覇

【伊勢崎オートG1】青山周平がシルクカップ3連覇

2023年1月9日 伊勢崎オート
G1開場46周年記念シルクカップ(最終日)

2023年オートレースのグレードレース開幕戦となったG1開場46周年記念「シルクカップ」が、1月5日から9日までの5日間の日程で争われた。
シリーズリーダーは青山周平で、初日から無傷の4連勝で優出。シルクカップは連覇中で、大会3連覇を完全優勝で飾るか、注目を集めた。
また、青山を筆頭に、伊勢崎勢の躍進が際立ち、久しぶりのG1優出を決めた桜井晴光、G1初優出の大月渉、さらに記念初制覇を目指す松本康、西原智昭、そして昨年の巻き返しを狙う早川清太郎と、6名が優勝戦に勝ち上がった。
連日の良走路で、さらに冷えた走路コンディションは、高速決着につながり、シリーズは激戦模様へ。準決勝戦では今節3連勝だった高橋貢をはじめ、荒尾聡、永井大介らが優出を逃した。

※4日目レポートはこちら

シルクカップの優出者の記念撮影

【12R=優勝戦】
*8周回4,100m 10mオープン戦
良走路=走路温13度
1/桜井晴光(伊勢崎26期)3.29
2/大月渉(伊勢崎31期)3.32
3/佐藤裕二(川口24期)3.28
4/松本康(伊勢崎32期)3.29
5/西原智昭(伊勢崎28期)3.32
6/佐藤貴也(浜松29期)3.30
7/早川清太郎(伊勢崎29期)3.27
8/青山周平(伊勢崎31期)3.23
※右数字は試走タイム

最終日も晴れの良走路。日中は16度まで気温が上がり、伊勢崎特有の「赤城おろし」の強風もなく、穏やかな走路コンディションで決戦を迎えた。試走は青山が破格のタイム3.23をマーク。3連単の人気上位20位をすべて青山1着の組み合わせが占める青山オッズが形成された。
そして優勝戦。松本がスタート先制して逃げ態勢に入るが、青山が抜群の動きでポジションを上げ、3周回目に先頭奪取。そこからは独走となり、今年初戦の地元G1で完全優勝という最高のスタートを切った。
青山はこれでシルクカップ3連覇を達成。G1は昨年9月のプレミアムカップ以来、通算21回目の優勝となった。

■レース展開
G1シルクカップ優勝戦のスタート

G1シルクカップ優勝戦の1周回

G1シルクカップ優勝戦の2周回

G1シルクカップ優勝戦の3周回

G1シルクカップ優勝戦の最終周回

スタートは4・松本が内枠を飲み込んで先手を奪取。2番手に最内の1・桜井が続き、8・青山も外から伸びて、1周回で4番手につけていく。青山は2・大月、1・桜井をとらえて2番手に浮上すると、逃げる松本を3周回2コーナーで捌いて、早くも先頭に躍り出る。青山はリードを保ちながら独走、2番手に松本、3番手に桜井の態勢で、後続からは6・佐藤貴、7・早川清太郎も差を詰めてくる。6周回2コーナーで佐藤貴は桜井をとらえて3番手に浮上。抜け出した青山は、リードを広げて優勝のチェッカー。最後の直線で松本をかわした佐藤貴が2着、3着に松本が入線した。

【G1シルクカップ・優勝戦】
2連単8-6 810円(4番人気)
3連単8-6-4 5,540円(19番人気)

青山周平の優勝インタビュー
優勝/青山周平(伊勢崎31期)
競走車名:ハルク・73
ランク:S2
競走タイム:3.343
今節成績:1着・1着・1着・1着・1着
次走出場予定:伊勢崎(1月14日~16日)

試走の感じは良かったですが、3.23も出ているとは思っていませんでした。
スタートは年末(スーパースター王座決定戦)で失敗してしまいましたが、自分に負けないように、いいスタートをしようと思っていました。スタートが思った以上に切れて、いい位置に付けられて、エンジン状態も信じて走れましたね。
(先頭に立った)残り5周は、早く終わってほしい気持ち。とにかくミスしないように、ゴールまで走りました。
今年はいつも高いモチベーションを持って、一走、一走、丁寧に走っていきたいと思います。
(シルクカップ3連覇は)全く意識していなかったです。とにかく優勝。いいレースができるように、いいスタート切って、展開を見て、最後まで精いっぱい走ろうと思っていました。
3連覇もできて、2023年は最高のスタートを切れました。昨年のスーパースターは思った結果が残せなかったですが、また一年頑張って、スーパースターに出場して、いい年になるように頑張ります。

青山周平のウイニングラン

表彰式の青山周平

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