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2023/04/16

P-Navi編集部

【山陽オートG1】中村杏亮がG1初制覇!

【山陽オートG1】中村杏亮がG1初制覇!

2023年4月16日 山陽オート
開場58周年記念当たるんですpresents
G1第4回令和グランドチャンピオンカップ(最終日)

今年で4回目を迎えた山陽オートのG1「令和グランドチャンピオンカップ」。SGオールスター・オートレース前のグレード開催で、主力級の動向が注目を集めたが、突然の降雨などもあり、シリーズは波乱の様相に。高橋貢や伊藤信夫、松尾啓史、丹村飛竜らが3日目で勝ち上がりを逸すると、湿走路で行われた準決勝戦では、4個レース全てが3連単万車券決着になるなど波乱の連続。荒尾聡や中村雅人、黒川京介ら優勝候補が優出を逃した。
サバイバルレースを勝ち上がってきた8選手による優勝戦は、メンバー中、5選手がG1優勝未経験というフレッシュな顔ぶれとなった。

※準決勝戦のレポートはこちら

令和グランドチャンピオンカップの優勝戦進出選手
【12R=G1第4回令和グランドチャンピオンカップ・優勝戦】
8周回4,100m
湿走路(走路温度22度)
1/広瀬勝光(川口30期)0m 3.78
2/山本将之(山陽33期)10m 3.73
3/鐘ヶ江将平(飯塚31期)10m 3.70
4/長田恭徳(山陽32期)10m 3.71
5/松本やすし(伊勢崎32期)10m 3.75
6/中村杏亮(飯塚33期)10m 3.72
7/小林瑞季(川口32期)10m 3.75
8/佐藤貴也(浜松29期)10m 3.69
※右数字はハンデ、試走タイム

特別選手紹介

最終日は予報通りに午後から雨が降り、第7レースは湿走路に変化。その後は晴れたり、また雨が降ったりを繰り返す不安定走路へ。優勝戦が近づくにつれて雨は止み、太陽が再び顔をのぞかせたが、走路回復までには至らず、湿走路のコンディションで決戦を迎えた。
試走は3.69で佐藤が一番時計。鐘ヶ江が70、長田が71、そして中村が72で続く。佐藤と中村の折り返しから、長田、鐘ヶ江への組み合わせが上位支持を集めていた。

日が差しこむ走路で、優勝戦がスタート。鐘ヶ江が好発進を決めて逃げ展開に持ち込むが、5周回1コーナーで中村杏亮がインに入り先頭へ。佐藤も追い上げるが、中村が振り切って優勝のチェッカー。今年はSG全日本選抜で初優出、地元G2のチャリロト杯オーバルチャンピオンカップ優勝、そしてG1初優勝。快進撃を続けるスピードレーサーは次節、地元のSGオールスターに挑む。

■レース展開
令和グランドチャンピオンカップ優勝戦のスタート

令和グランドチャンピオンカップ優勝戦の1周回第2コーナー

令和グランドチャンピオンカップ優勝戦の5周回

令和グランドチャンピオンカップ優勝戦の7周回

令和グランドチャンピオンカップ優勝戦のゴール

7・小林がフライングで、2回目のスタート。10線からは3・鐘ヶ江が好スタートを決めて、1周回3コーナーで1・広瀬をかわして先頭に立つ。つれて2番手に4・長田、6・中村、さらに小林、佐藤も加わり、混戦のまま周回を重ねる。長田はアウトコースから鐘ヶ江を攻めるが、インを狙った中村が長田、そして鐘ヶ江を5周回1コーナーでかわして、先頭に躍り出る。抜け出した中村に対して、佐藤は5周回目に長田を、さらに7周回目に鐘ヶ江を捲って2番手に浮上して追い上げるも、中村が振り切って優勝のゴール。2着に佐藤、3着に鐘ヶ江が入線した。

【G1第4回令和グランドチャンピオンカップ優勝戦・結果】
2連単6-8 600円(2番人気)
3連単6-8-3 1,970円(4番人気)

中村杏亮
優勝/中村杏亮(飯塚33期)
競走車名:サボ
ランク:S40
今回の成績:2着・3着・1着・1着・1着
競走タイム:3.667
次回出場予定:SGオールスター・オートレース(飯塚/4月25日~30日)

G1初タイトルはすごく嬉しいですね。
飯塚の先輩方が天気予報を見てくれたり、タイヤの交換もしてくれて。だから、絶対に勝って恩返ししようと思って走りました。
スタートのキレも、すごく良かったです。
昨日(準決勝戦)もインコースを走って1着が取れたので、今日も自信を持って走りました。
後ろからは音が聞こえていましたが、滑らせないように。しっかりコースを守って走りました。
デビューした時から、師匠にいつも優勝戦に行く前は、優勝する気持ちで行って来いと言われていたので、今日もその気持ちで。よい緊張感でいけましたね。
兄貴分の重富(大輔)さんが亡くなって、ちょうど1年。活躍している姿を見せられたらいいなと思って、走りました。また来節からも、1走、1走を頑張るので、応援よろしくお願いします。

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