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2018/05/01

Sakura Kimihara

恋して競輪ハンター

恋して競輪ハンター

『恋して競輪ハンター』木三原さくら=11 Hunting

世間はいよいよ待ちに待ったゴールデンウイークに突入しています!
最大で9連休なんて方もいらっしゃるみたいですね。みなさんご予定はお決まりですか?競輪ファンは平塚競輪場で行われる日本選手権競輪=ダービーの一択でしょうか。私はもちろん、その予定です!5/1〜6まで毎日、平塚競輪場でニコ生に出演します。公開放送なのでチャリチャンスタジオも是非、覗きにきて下さいね。

先日、玉野競輪でミッドナイト競輪(4/24〜26)はなかなか個性豊かなメンバーでのチャレンジ戦の最終日、3場所連続での完全優勝で特別昇班がかかっていた伊藤稔真(三重111期)選手に注目が集まっていました。その応援ツイートをお兄さんの伊藤裕貴(三重100期)選手がしていたのを知り、兄弟愛に胸を打たれた私は思わず2車単で“1―全”を購入しました。結果、伊藤稔選手は2着で、特別昇班の難しさ、感じていたであろうプレッシャーを改めて思い知らされ次第です。
車券は残念でしたが、その伊藤稔選手を連日、必死にマークしていた太田黒真也(愛知85期)選手の姿にたまらなくキュンキュンさせられました。上り調子な伊藤稔選手の先行について行くのって、きっと楽じゃない。追走が苦しい太田黒選手の走りはキレイなフォームじゃないかも知れない。でも、それが逆に私の心を掴みました。
私はゴール前、とにかく必死に走る選手の姿が大好きで、その中でたとえ9着でもハンドルを投げるような選手がいると応援したくなります!
ファンは好き勝手に言いますが、ゴール前って本当に苦しいだろうし、もう脚もいっぱいいっぱいになっているんだと思います。それでも、歯を食いしばり、たとえ不格好に見えても、もがき続ける姿は本当に素敵ですよね。

選手の個性は色々なところに出ます。よく注目されるのが発走前のパフォーマンスでしょうか。私は自転車に乗る姿勢を見るのが好きです。素人なので、良いフォームとかが分かる訳ではありませんが、ガニ股の選手がいたり、前傾姿勢がすごく低い選手がいたり、頭を振る選手がいたり、それぞれに違っていて面白いですよね。最近はサドルの後ろの方が見える選手にも注目しています。以前、競輪場のお客さんから、番手選手でサドルのお尻が見えている選手はヨコの動きでブロックするよりタテ脚で勝負するよと、教えていただいたからです。全ての選手に当てはまる訳ではないかも知れませんが、予想する際に“じゃあ、差し目で買ってみようかな”とか“別線と組み合わせようかな”と、参考にできますよね。
出走表や新聞に書いてあること、レースを観て覚えてきた選手の特徴以外にも、乗り方で予想するって、ちょっと通っぽくありませんか?笑

平塚競輪のダービーはロビーカムが2台に増えて、また、違った角度から選手の動きを観ることができます。G1を走るトップ選手の乗り方をじっくり堪能したいと思います!

【略歴】

木三原さくら(きみはら・さくら)

1989年3月28日生 岐阜県出身

2013年夏に松戸競輪場で
ニコニコ生放送チャリチャンのアシスタントとして競輪デビュー
以降、松戸競輪や平塚競輪のF1、F2を中心に
競輪を自腹購入しながら学んでいく
番組内では「競輪狂」と、呼ばれることもあるほど競輪にドはまり
好きな選手のタイプは徹底先行
好きな買い方は初手から展開を考えて、1着固定のフォーメーション
“おいしいワイド”を探すことも楽しみにしている

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