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2018/08/20

Natsu Sakurai

競輪に夢CHU Vol.6

競輪に夢CHU Vol.6

みなさん、こんにちは!グラビア車券師・桜井奈津です。
競輪の一番の魅力はレース。生で観戦すると、やはり、プロのアスリートのパフォーマンスの迫力に圧倒されます。
ですが、私はレースが始まるまでの時間もあればあるほど楽しいとも思っています。記憶の蓄積による展開予想、車券予想はまるでパズルのようです。
前日に出走表と並びが出たら、ああでもない、こうでもないと、延々と妄想を膨らませていられる。この時間が私にとっては至福。以前からコラムでも妄想の楽しさについては書き綴りましたが、競輪ならではの「仕込み」というのも面白く、また楽しみが増えると感じています。
ここでいう「仕込み」というのは、レースが始まる前にレースを検討すること、さらには車券を買っておくことです。競馬はパドック、オートレースは試走、ボートレースで展示航走など、レース直前で予想に大きく関わってくる要素が発信されるため、瞬発力も必要となってきそうです。その点、競輪は他の公営競技に比べて、当日になって大きく変わることが少なく感じます。もちろん、ギヤ変更もありますし、脚見せでラインはシッカリ確認しなければなりませんけれども。

私の日課は朝起きたら、まずはどこで開催しているのかな?と、確認。自分の車券的相性の良い競輪場やレースのグレード、好きな選手の出走情報などをチェック、気になるところは出走表・並びをジーックリ読み込みます。そして、時にはオッズを見ないで、そのまま事前に仕込んで(車券を購入)おくのです。

仕事であったり、予定があったりで、リアルタイムに観られないこともありますから、終わってからワクワクしながらダイジェストで確認。電車などでスマホを握り締めて1人でいても「差さないでぇ、あぁぁ……」など自然と声が出てしまったりするので注意しなければいけませんね(苦笑)。
問題(レース)を選んで、パズル(展開)を解いて、答え合わせする感覚が今では凄く癖になっているのです。夜、寝る前に朝のうちに買っておいた車券の結果を見るのはなんだか宝クジのようなドキドキ感もありますから。

この頃、恐れ多くも初心者の方々と競輪を観たり、楽しむ機会が増えました。
初心者の方は例えばインスピレーションや誕生日車券などでも良いかも知れません。
リアルタイムで観戦するのはもちろん素敵なのですが、運試し感覚で思い出した時に仕込んでおくと、後でチョットした楽しみになります。100円から買えるのも何よりの魅力です。

ジックリ時間をかけて妄想する楽しみや解けた時の爽快感、それをいつか感じていただけるように、まずは気軽に車券を買ってワクワクてくれるファンが、毎日、1人ずつでも増えたら良いなと願っています。

【略歴】

桜井奈津(さくらい・なつ)

1988年9月5日生

愛知県出身

青山学院大学経済学部中退

ミス東スポ2016グランプリ

KEIRIN GP 2018 静岡アンバサダー

旅打ちが好き

全場制覇の旅は現在43場のうち25場(2018年2月5日現在)

帰りの交通費がなくなるとsuicaをみどりの窓口で返却

デポジット500円を手に入れるという特技をよく使っている

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