TOP > コラム > 【荒尾聡のDEF JAM Diary】Vol.10

コラム

一覧へ戻る

コラム

2021/12/25

Satoshi Arao

【荒尾聡のDEF JAM Diary】Vol.10

【荒尾聡のDEF JAM Diary】Vol.10

みなさん、こんにちは。
飯塚オート所属の荒尾聡です。

今年もアッという間に終わりを迎えようとしておりますが、今年も年末に熱い戦いは始まります。今年の集大成とも言える「第36回SGスーパースター王座決定戦」です。
スーパースター王座決定戦トライアル戦は、SGの優勝者、SG優勝戦とプレミアムカップ優勝戦のポイント上位者、各場の成績上位1位の選手の計16名で行われます。そして、4日間のトライアル戦を行い、ポイント上位の8名が31日のスーパースター王座決定戦に進出します。
トライアル戦とはいえ、毎日SGの優勝戦のようなメンバーとの対戦にため、体力はもちろんのこと、メンタル面も、かなりしんどい開催です。
また、このスーパースター王座決定戦に限り、トライアル戦から支給された統一のタイヤを使います。ですので、タイヤに関しては、みんな平等です。あとはエンジンを、そこでいかに仕上げることができるのか__。集中して、仕上げていきたいと思います。

今年一年も、もう終わろうとしています。
今年の一年間も、色々なことがありました。
2名の選手がレース中の事故で殉職されるという、あってはならないことが2件も発生したこと__。
レースに事故はつきものです。しかし、何らかの対策をしないことには、大怪我が減ることはありません。オートレース業界全体で、対策を早急にしていきたいものです。
自分自身にも落車はあり、ファンの皆様にご迷惑をおかけいたしました。大怪我にならなかったことで、また名誉を挽回する機会があります。
選手生命を失う様な悲しい出来事が、今後ないように。選手一同も、努力して、改善していかなければいけません。
来年はみんなが怪我なく、公正かつ、安全に、白熱したレースを見せられたらよいなと思います。

最後になりますが、今年も新型コロナウイルスの影響でファンの皆様にはご迷惑をおかけしたこともあるかと思いますが、ファンの皆様からの熱いたくさんの応援、ありがとうございました。また来年もぜひとも、変わらぬ応援のほど、よろしくお願いいたします!

***************
【過去のコラムはこちら】
荒尾聡選手コラム「DEF JAM DIARY」
Vol.9「リベンジの日本選手権」
Vol.8「走路温度とタイヤ」
Vol.7「ダイヤモンドレース優勝!」
Vol.6「オールスター連覇へ」
Vol.5「SG全日本選抜優勝報告」
Vol.4「今年の課題はスタート」
Vol.3「平常心かつ大胆に」
Vol.2「日本選手権に向けて」
Vol.1「コラム連載スタート」

【略歴】

荒尾聡(あらお・さとし)
1981年6月28日生 福岡県築上町出身
2001年に27期としてデビュー、ロッカーグランドは飯塚。
類まれなスピードと抜群のスタート力、そして、天候に左右されない安定感のある走りでトップ戦線を牽引し続けている。
SGレースは2007年にオールスターで初制覇、さらに2017年のスーパースター王座決定戦、2019年と2020年のオールスターオートレース(連覇)。
そして2021年の全日本選抜と、ここまで通算5回の優勝。
2020年7月には通算800勝を達成した。
2021年度後期適用のランキングはS-3。
飯塚地区では2019年度後期より5期連続10度目の1位の座に立つ。
また、オートレースの魅力を伝えるため、SNSでも精力的に発信を行っている。
Twitter Instagram YouTube

ページの先頭へ

メニューを開く