ストロベビー・生いっちょう『予想会での初体験』

どーも！　ストロベビーの長時間、歯を磨く方、生いっちょうです！

先日、小学生の娘が、ラーメンに入っているネギをこまめに全部取っていたので、
「ネギ嫌いなの？　ネギを食べると風邪ひかないよ！」と言うと、
「えっ！？　ネギってすごいんだね！　願い事も叶えてくれるんじゃない！？」と、ネギが一気に神扱いになっていました。

ネギ、そこまでは凄くないよ。

さて、今年2発目のG1「第76回日本選手権競輪」は、脇本雄太選手の優勝で幕を閉じました！　怪我を乗り越え、強い強い脇本選手が帰ってきましたね！　まあ、ずっと強かったですが……やはり、赤パンを履いてもらわないと！　脇本選手、おめでとうございます！

決勝当日、僕は豊橋競輪場で予想会をやらせていただいたのですが、そこで初めての経験をしました。
忘れもしない、あれは決勝の展開予想中の出来事＿＿。

僕の展開予想は、簡単に言うと、眞杉匠選手が平原康多選手を連れて逃げ、中団の清水裕友選手、脇本選手の捲りに合わせて、平原選手が番手捲りをするというオーソドックスな形でした。「眞杉選手は昨年、平原選手を付けて同じダービー決勝で郡司浩平選手にフタをされ、やらかしてる。皆、優勝を狙う中、一人だけバックがゴールの選手がいる。その選手は、もちろん眞杉選手で、何が何でも昨年の忘れ物のバックを取りにいくでしょう！」と言ったときに、涙が出そうになったんです。
展開予想中はもちろん、舞台で泣きそうになるなんて、芸歴18年で初めてのこと。グッとこらえましたが、「何？　何？　何！？　泣くのオレ！？」と、テンパりました。
決して負けていたからではないっすよ！　確かに今回のダービーは、涙が枯れるくらい負けはしましたが！
何だったのでしょうか、あの感情は。
『昨年の借りを返すこと＋それがまず先行すること＋しかも同じダービーの決勝で後ろが平原選手』
何だか舞台が整いすぎていて、まだレース前なのにも関わらず、
「逃げられて良かったなぁ！　いい先行だったぞー！　眞杉ーーー！！」
と、なってしまったのです！

もう一度言いますが、まだレース前の展開予想中です。眞杉選手は、逃げないかもしれません。
人がやっている競輪だからこそのドラマがある。
そのドラマの脚本は、自分自身。お客さんが勝手に十人十色のドラマを作ってくれる。
そして、今回の僕の場合、それを皆に発表してる時に、自分自身で書いた脚本に感極まる。
何だかよくわからない展開ではありますが、こんなこと「競輪だけ」だと思います！
あらためて、競輪は奥が深いです。
今思えば、あの時、涙をこらえずに、泣いちゃえば良かったなぁ。
大勢のおじさん達の前で、おじさんが展開予想しながら泣いていたら、めちゃくちゃ面白エピソードになっていたのになぁ（笑）。

レースの方は皆様ご存知の通り、案の定、眞杉選手が無事バックを取り、それを脇本選手が捲り切るという見応えのあるレースでした！　脇本選手の番手の古性優作選手を捌いた、佐藤慎太郎選手も素晴らしかったですが、個人的には守澤太志選手の復活がとても嬉しかったです！

これで、今年のKEIRINグランプリ2022の出場権獲得は、古性選手と脇本選手の近畿勢！
次のG1は、6月に岸和田競輪場で行われる「第73回高松宮記念杯競輪」です。
残念ながら今回の日本選手権競輪覇者・脇本選手、そして復調の兆しがある守澤選手の出場はありませんが、また素晴らしいドラマを見せてくれるでしょう！
その素晴らしいドラマの車券を取れるように、今からネギにお願いしておこうと思います（笑）！

それでは皆様、ご武ウンを～～～！

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ストロベビーの「誘導員が一番強いときあるよね」
生いっちょう
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