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自転車競技

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2018/12/25

P-Navi編集部

Raphaスーパークロス野辺山2018

Raphaスーパークロス野辺山2018

11月17〜18日、長野県野辺山の滝沢牧場でRaphaスーパークロス野辺山2018が開催された。これは冬の自転車競技・シクロクロスの大会で、キッズから成人まで様々なカテゴリーのレースが行われると同時に、トップカテゴリーはUCI(世界自転車競技連盟)の認定レースにもなっている。海外選手の出走もあり、実に見応えのあるレースが展開されることに加え、観光牧場を舞台とし、運営上も随所に観客が楽しめる工夫が施されている。そのため、例年、多くの参加者と観客を集める人気イベントだ。

シクロクロスとは100年以上前に、ロード競技の選手がオフシーズンのトレーニングとして、草地や泥などのオフロードを走行。牧場の柵を飛び越えたりと、ロードとは違う能力を鍛えるために行いはじめたレースが発祥と、言われている。この冬季限定の自転車競技はベルギーやオランダでは絶大な人気を誇り、世界選手権クラスのレースとなると、サーキットには7〜8万人の観客が集結する。周回コースの中には、スタートゴール付近の舗装道路、草、泥など様々な路面の他、自転車に乗ったままでは走破できない障害物(シケイン)を含むことがルールとされている。

レースはアクロバティックかつドラマチックで、レースやルールが分からなくても存分に楽しめ、周回コースでゆえに何回も選手の姿を目の当たりにできる。テクニカルなコースを高速で走っていったり、シケインを颯爽(さっそう)と飛び越えたりという神業に感嘆すること間違いなし。悪路の中、悪戦苦闘する選手に声援を送ったり、と、観戦を楽しみやすいレースなのだ。日本でも本場さながらにドリンク(アルコールもOK!)を飲んだり、フードをつまんだりしながら観戦を楽しむスタイルが定着してきた。

Raphaスーパークロス野辺山はアパレルのトップブランドRaphaが冠となっていることもあり、ファッショナブルなグッズが充実しているのも魅力!毎年、グッズを楽しみにしている来場者も多く、大会限定のニットキャップやマフラーを購入後、早速、身につけていたり、応援用のオリジナルカウベルを鳴らしたりしている観客が目立つ。走る側にとっても気合の入るレースだが、観戦する側にとっても、楽しむ気満々で乗り込んでいけるスペシャルなレースイベントなのだ。

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