自転車競技
嬬恋キャベツヒルクライム2018
通常は自転車が踏み入れることがない万座ハイウェーを走れるという思いと、レースの高揚感と。何とも言えないピリッとした空気が漂う。地元の方々の応援を受け、参加者たちがスタートして行った。
コースは序盤がやや厳しく、7〜10%の「頑張らねばならない」勾配が頻発するため、最初から飛ばしすぎない方がベター。後半で失速する事態になりかねないからだ。辛い区間は特に自分のペースを守るのがベター。少しでもタイムを縮めたい参加者はやや勾配が緩くなった区間でペースを上げていく。本格的なレースモードは、有料道路区間開始のゲートから始まるようだ。
勾配の度合いは区間ごとに異なるが、視界が開けた場所では圧巻の景観が楽しめる。絶景ポイント『愛妻の鐘』が第2エイドになっていたのだが、この日は残念ながら雲の中……はい、こんな年もあるもの。以降も終盤のペース低下に気をつけながら、参加者たちはゴールを目指す。万座ハイウェーを上るにつれ、下がる気温に標高の高さを実感する。タイミングによって雨に降られてしまった参加者もいたが、多くの参加者が充実した表情でフィニッシュに飛び込んできた。
フィニッシュのエイドで振る舞われたのは笹まんじゅうと温かいコーンポタージュ。フィニッシュ地点の気温はかなり低く、ありがたいエイドとなった。
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