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2020/03/13

Perfecta編集部

屋久島ヒルクライム2020

屋久島ヒルクライム2020

鹿児島県の屋久島にて2月15日、16日に、ヒルクライムレース『屋久島ヒルクライム2020』と、屋久島を一周するサイクリングイベント『2020サイクリング屋久島』が開催された。サイクリング屋久島は今年で10回目を迎え、記念大会としての開催となった。

屋久島は、鹿児島県の南南西に浮かび、屋久杉や豊かな自然、ヤクシカやヤクザルなどの野生動物で有名な島。1993年に世界自然遺産に登録されている。屋久島は、標高による植生の遷移や暖温帯の生態系の変遷等の研究に重要な素材がそろっており、動物植物学者の中では『人類の至宝』とも評されているという。

サイクリング屋久島は、この自然豊かな島の外周路を、楽しく走るファンライドだ。一方のヒルクライムは、映画『もののけ姫』のイメージの基になったと言われる『苔むす森』が広がる『白谷雲水峡』に向かう登坂を使用し、開催されるレース。今年で4回目の開催だ。といっても、8kmの上り坂を「がんばって上ってみる」イベントであり、“レース”とはいえ、参加のハードルはサイクリングと同じくらい低い。

コースの全長は、およそ8km。白谷雲水峡駐車場をゴールとし、平均勾配6.9%、600mほどの獲得標高を駆け上がる。

午前中降った雨も集合時刻には止み、問題なく走行できる環境に

参加者はまずは屋久島町役場宮之浦支所に集合。宅配便で自転車を送り込んだ参加者は、ここで自転車を受け取り、組み上げて、ゼッケン等を受け取り、出走準備を進める。実は、天気予報では大雨となっていたのだが、集合時刻には奇跡的に雨も上がり、路面の濡れも気にならない状況になっていた。

「行くぞ!」スタートが近づき、緊張感も高まる

ここから、スタート地点である屋久島総合自然公園入口まで隊列を組んで移動するのだが、この時点ですでにそれなりの勾配が出現。よいウォーミングアップになると同時に、「ここからこんなにきつくて大丈夫?」と、レース本番への不安も広がっていく。

ゼッケン番号に記されたグループごとにスタートするルールとなり、参加者たちはグループごとに黙々とラインナップ。暑くも寒くもなく、風もなく、絶好のヒルクライム環境が整った。予定通り、13時30分、女子グループからスタートが始まった。

スタートの号砲を合図に、グループごとにスタート。順位を狙う参加者はスタートから全力だ

スタート直後から10%越えの厳しい勾配が登場。コースプロフィールとして公開されている勾配図は、縦軸の縮尺の関係でキツそうに見えないのだが、実際はかなり厳しいらしい!参加者たちは淡々と上っていくが、場所によっては20%を超える激坂も含まれている模様。

ほぼ下りはないが、勾配の緩急もあり、勾配のゆるい部分で脚を休めつつ、リズムを作って上っていく。参加者が少ないこともあり、集団でのレースというよりは、個々が自分のペースを刻みながら上っていくという展開になったようだ。

このコースを28分で走破、優勝した橋本耕太朗選手。自己ベストには及ばず、悔しい顔を見せた

九十九折の内側は非常に勾配がキツくなる。コースとなる道路は全面交通封鎖がされており、ぜいたくなことに、この日に出走した50名ほどの占有。もちろん、走行ラインは自由!ジグザグ走行をしながら、少しでも楽なラインを探して上っていく。

「キツい!」笑顔の余裕を残しつつ、40分切りのタイムでフィニッシュ

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