TOP > 自転車競技 > Jプロツアー第7戦・東日本ロードクラシックDAY2

自転車競技

一覧へ戻る

自転車競技

2023/05/17

P-Navi編集部

Jプロツアー第7戦・東日本ロードクラシックDAY2

Jプロツアー第7戦・東日本ロードクラシックDAY2

群馬県の群馬サイクルスポーツセンター(以下 群馬CSC)で、「東日本ロードクラシックDAY2」が4月30日に、開催された。JBCFロードシリーズ内の最高峰リーグJプロツアーの第7戦であり、前日の「DAY1」との連戦として設定されたものだ。

※東日本ロードクラシックDAY1の模様はこちら

「DAY2」も前日の「DAY1」同様、群馬CSCの6kmサーキットを逆回りで用いるが、距離は10周60kmという短い設定となった。天候が思わしくなく、雨の中での開催ではあったが、150kmの設定だった前日の半分以下の距離となり、ハイペースとなることが予想された。



群馬CSCの6kmサーキットを逆回りで用いる

先頭には、個人総合首位の証である赤いリーダージャージの岡本隼(愛三工業レーシングチーム)とU23の首位である白いリーダージャージの岡本勝哉(チームブリヂストンサイクリング)が並ぶ。


赤いリーダージャージを切る岡本隼(愛三工業レーシングチーム)らを先頭にスタート


ローリングスタート方式で木々に囲まれたコースをゆっくりと進む集団

パレード区間を終え、リアルスタートが切られて2周目に入ると、橋本英也(チームブリヂストンサイクリング)と、リーダージャージを守り抜きたい岡本隼の2名が飛び出した。この動きに、後方集団から合流する選手が相次ぎ現れ、レース半ばの5周目までに12名の先頭集団が形成されることになった。


リアルスタートが切られ、一気にレースモードに突入する


早々に橋本英也(チームブリヂストンサイクリング)と岡本隼が抜け出した

この集団内には、近年優勝を続けるマトリックスパワータグから、前日も逃げ集団に入ったホセ・ビセンテ・トリビオ、前日も表彰台に乗った超ベテラン、フランシスコ・マンセボ、小森亮平(以上、マトリックスパワータグ)や、昨年の全日本選手権準優勝の新城雄大、前日の覇者である孫崎大樹、過去にはジロ・デ・イタリアにも出場経験のある山本元喜(以上、キナンレーシングチーム)が入っていた。さらに今季補強を行い、好調のシマノレーシングからも、石原悠希、横山航太、天野壮悠(以上、シマノレーシング)の3名が入り、3名を送り込めた3チームが有利な状況に。


先行した2名を追走してきた小集団が合流

一方、動きの契機になった岡本が所属する愛三工業レーシングチームは鈴木譲(愛三工業レーシングチーム)が合流したが、チームブリヂストンサイクリングは、橋本1名のみと、少々、分が悪い状況となった。


先頭集団を牽引するフランシスコ・マンセボ(マトリックスパワータグ)

ハイペースで推移するメイン集団との差は30秒前後で推移し、同じ状況のまま、周回を重ねていく。


リーダージャージを着る岡本も、積極的に先頭集団のペースを作る

先頭に1名しか送り込んでいないチームブリヂストンサイクリングは、このままレースを終わらせるわけにはいかない。後半に入ると集団コントロールを始め、強烈な牽引で差を詰め始めた。

※レースはさらにペースアップ!優勝争いの行方は……!? 次のページへ→

12

ページの先頭へ

メニューを開く