TOP > 競輪・オートNavi > エッセイ
2019/10/04
東海道新幹線に乗って東京へ向かう。山側の窓側席にて、壁にもたれながら左手で頬杖をつく。左手にはめた腕時計が秒を打つ音が聞こえてきて、嫌でも「一秒」という時間の「長さ」が意識される。 手前で飛び去っていく近距離の景色群は『…続きを読む
2019/05/29
人生で何度目かの訪問となる松山を、車窓から見やる。 空港から市街へ向かう道、なぜか開放的な雰囲気を感じ取る。 なぜか。 しばし考える。 大学時代、地理学を専攻していたということもあるからだろうか、色々な街を訪れると、その…続きを読む
2019/05/23
その日の宇野港は荒れていた。体感では台風並みの風が吹き、普段は穏やかと思われる瀬戸内海も、白いしぶきが目立つ。 宇野港は、玉野市にある瀬戸内海に面した古くからの港である。岡山駅から、ローカル線で1時間弱ほど。宇野駅に到着…続きを読む
2018/06/05
その街に住んだわけでもない。親戚がいるわけでもない。学校があって毎日通ったわけでもない。 本来なら何のゆかりもない土地なのに、なぜかよく行くことになり(しかも自分からの望んでいくわけでなく、不可抗力で、ということがほとん…続きを読む
2018/03/16
その街に住んだわけでもない。親戚がいるわけでもない。学校があって毎日、通ったわけでもない。 本来ならば何のゆかりもない土地なのに、なぜかよく足を運ぶようになった。しかも自分から望んでいくわけでなく、不可抗力で、ということ…続きを読む
2018/03/08
調布の対岸である稲田堤からは、年に1回、調布の花火大会がよく見えた。多摩川から徒歩15秒のマンション3階に住んでいた私は、廊下にテーブルと椅子を出し、友達を集め宴会を催す。それは定例行事となっていた。 そこから少し視線を…続きを読む
Recommend
NEW
2019/12/06
NEW
2019/12/05
NEW
2019/12/05
NEW
2019/12/05
NEW
2019/12/03