TOP > 競輪 > 名古屋G3(最終日)レポート

競輪

2018/03/04

P-Navi編集部

名古屋G3(最終日)レポート

名古屋G3(最終日)レポート

山本が打鐘で一気に前へ。
最終周回に入った瞬間、浅井が攻める。

しかし、山本の番手・村上が渾身のブロック。
浅井もこらえるが、村上が改めて浅井を封じる。

この混戦状態で吉田は自ら前へ出て、最終BSで抜け出した。
単騎の松浦は吉田を目標に、ピッタリ追走。
第4コーナーから直線では、ここまで脚を溜めていた菊地と成田も追い込みを見せる。

だが、吉田がどうにか振り切ってゴールラインを駆け抜けた。
吉田は6年前の名古屋以来の記念競輪Vに雄叫びを上げる。
2着には記念競輪決勝で初の確定板となる松浦。
虎視眈々(こしたんたん)と、記念競輪初Vを狙っていた菊地は届かずに3着。

優勝/吉田敏洋(S1・愛知85期)
正直、前回(6年前)より気持ちいいです。
調子は良くなかったけど、中部の後輩たちのおかげでなんとか決勝に押し上げて貰った。
その想いを無駄にしたくないという気持ちでいっぱいでしたね。
初手は和也が「後ろからいきたい」ってことだったんで、我慢できるところまで我慢しようと。
浅井の後輪だけ見てたら突っ込んでしまうと思った。
村上さんが絶対にくるというタイミングだけ、浅井に差し込まないように。
そこだけは凄い冷静、一番キツイはずの最終第2コーナーで余裕がありました。
第3コーナーからが本当に長かった、足が三角に回ってた。
第4コーナーからはお願いだから誰もこないでくれって(笑)。
優勝した瞬間は声が出ましたね、やったぞって。
僕は中部勢が不甲斐ないとは思ってない。
今日の浅井は深谷や竹内にはない気迫を感じた。
やっぱり、チャンピオンユニフォームにふさわしい男だって思いました。

123

ページの先頭へ

メニューを開く