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競輪

2019/10/27

P-Navi編集部

熊本G3 in 久留米(最終日)レポート

熊本G3 in 久留米(最終日)レポート

最終第2コーナー過ぎ、6番手から松浦が捲りを放つ。

その松浦の動きを察知した中川も最終BS手前から番手捲り。

最終第4コーナー、中川を追う松浦。
また、松浦に上をいかれながらも門田がイン粘り、浅井も迫ってくる。

だが、中川が追撃を振り切って、真っ先にゴールラインを駆け抜けた。
今開催4連勝の完全V、さらには昨年に引き続いての大会連覇。
(G3制覇は昨年の同大会以来、通算8度目)
2着は猛追及ばずの松浦、3着は記念初優出ながら粘り強い走りを見せた門田となった。

レース後、中川はまず中本を労った。

9着となったが、気迫あふれる走りで中川を優勝へ導いた中本も熊本勢から胴上げされた。

自身初の記念4連勝、完全Vに中川も笑顔を見せた。

優勝/中川誠一郎(S1・熊本85期)
地元記念のプレッシャーはG1の比じゃないですね。
今日もありがたいことに、本当にお客さんの応援が凄かった。
昨日(準決勝)は勝ちたい気持ちで力が入り過ぎてしまった分、今日は平常心で挑めたと思う。
記念で4連勝はなかったので心配だったんですけど、なんとか獲れました。
40歳にして急激に成長することはないでしょうけど、自分も少しは成長している。
これからも現状維持より少しだけ成長できたら(笑)。
ラグビーじゃないけど、ワンチームです。
たまたま僕が代表で優勝できただけ、熊本勢の力が一つになった結果。
そして、他地区じゃなく、後輩(中本)の後ろで優勝できたことは選手冥利に尽きますね。
少しずつ世代交代と言うか、若い選手が出てきているのも嬉しい。
初手の位置は作戦通り。
松浦君が後ろに見えたので、被るのを嫌った、被る前に仕掛けようという判断。
内から柴崎君に掬われたら外を踏んで出るつもりだった。
次の競輪祭(小倉G1)も地元地区なので気合は入る、今回と同じくらい仕上げていきます。

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