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競輪

2019/12/29

P-Navi編集部

立川G2(2日目)レポート

立川G2(2日目)レポート

野口が逃げ、2番手の森田が車間を切りながら後続を牽制。

最終BS、4番手に収まっていた松本が河合の内を掬う。
河合の外からは宮本が捲っていく。
そして、森田、松本、宮本は着実に野口との差を詰める。

最終第4コーナーを過ぎ、野口も必死の粘りを見せる。
だが、直線勝負で森田が野口を追い込んでいく。
さらに森田の後ろから松本も猛追。
ゴール線直前で、松本が森田を差し切って1着。
伸び負けの森田が2着に。
3着は上田であったが、内側追い抜きにより失格に。
8番手から捲り上げた松井が繰り上げ3着となった。

優勝/松本貴治(S1・愛媛111期)
前々でレースを進めようと思っていた。
初手で南君が何かしら動くだろうと、その後ろ、良い位置が取れました。
展開が向き、ラッキーでしたね。
野口さんとの差を詰めるように、脚に余裕がありました。
最終BSでも誰もきていない感じで、踏み込んでからもズーッと、脚は軽い感じだった。
今年はG1とかでも予選をなかなか勝ち上がれなかった。
でも、こういう一発レースを勝てたことは大きな自信になる。
来年は先行基本で、四国の先輩方から信頼して貰えるような選手になりたい。
賞金の使い途は……獲れると思っていなかったので、これから考えます(笑)。

表彰式後、中四国勢からの祝福の胴上げ。
競輪界のこのあたりから松本の表情が柔らかくなっていった。

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