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競輪

2020/06/21

P-Navi編集部

高松宮記念杯競輪G1(最終日)レポート

高松宮記念杯競輪G1(最終日)レポート

2020年6月21日
和歌山G1(最終日)第71回高松宮杯記念競輪

1/佐藤慎太郎(SS・福島78期)
2/脇本雄太(SS・福井94期)
3/松浦悠士(SS・広島98期)
4/稲川翔(S2・大阪90期)
5/平原康多(SS・埼玉87期)
6/芦澤辰弘(S1・茨城95期)
7/新田祐大(SS・福島90期)
8/稲垣裕之(S1・京都86期)
9/和田健太郎(S1・千葉87期)

号砲と共に、佐藤、松浦、芦澤が勢い良く飛び出す。

佐藤がSを取り、北日本2車が前受け。
新田ー佐藤・松浦ー和田・平原ー芦澤・脇本ー稲川ー稲垣の四分戦。

赤板突入でも並びは変わらず。
各ライン、車間を開けて、様子を伺う。

2コーナー、最後方から脇本が踏み込んでいく。

脇本が平原ー芦澤に追いついたところで打鐘。

3コーナーで脇本が出切り、主導権を新田から奪取。
最終HS、平原が脇本の番手・稲川の後ろ、3番手の位置を確保する。

最終1センター、松浦が捲りを放っていく。

最終BS、松浦は3番手の平原こそかわしたが、稲川の牽制で追い越せない。

しかし、松浦は稲川を捌き返して、脇本を猛追。
松浦追走の和田も直線勝負で勝負を懸ける。

壮絶なゴール線までの接戦であったが、脇本が逃げ切って1着に。
2着に和田、3着に松浦が入線した。

脇本は今開催、1着・1着・1着・1着の完全優勝。
G1高松宮記念杯競輪での完全優勝は1997年(大津びわこ競輪)で吉岡稔真(福岡65期・引退)以来、23年ぶりの達成。
脇本自身、G1での完全優勝は昨年、2019年の日本選手権競輪以来、2回目となる。

優勝/脇本雄太(SS・福井94期)
前受けさせられるかなとも思ったんですけど。
後ろ攻めになったんで、昨日よ同じように仕掛けようと、決めていました。
向かい風でもシッカリ踏むことができた。
ダービー(日本選手権競輪)が中止になってしまい、自分自身、一発目(2020年)の競争。
凄い緊張していたので、無観客(自身初)とか気にする余裕もありませんでした。
そして、強いメンバーが揃ったところで完全優勝できたことは本当に嬉しいです。
出切ってからは必死で、後ろの状況は分かっていなかった。
とにかくラインで決められるようにという気持ちだけ。
最後、みんなの自転車の影が見えたので、最後まで気が抜けない状態でしたね。
東京五輪が1年、延期になって、ひとまずはオールスターまでは走れることが決まっている。
そこまでの斡旋でアピールできる走りをしていきたいです。


2着/和田健太郎(S1・千葉87期)写真右
3着/松浦悠士(SS・広島98期)写真左

和田「イナショーの牽制がね。今日は本当にありがとう」
松浦「悔しいですね。自分は最後、和田さんに抜かれてしまいましたからね(苦笑)」

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