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競輪

2022/04/09

P-Navi編集部

平塚記念G3(3日目)レポート

平塚記念G3(3日目)レポート

2022年4月9日平塚
開設72周年記念「湘南ダービー」(3日目)

※最終日6レースのガールズフレッシュクイーン前検日レポートはこちらからご覧ください。

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【10R=S級準決勝】

赤板過ぎに先頭に立った藤井侑吾がそのままペースを上げて先行。中団キープした平原康多が最終2コーナーから捲りで、最終3コーナーで先頭に躍り出る。7番手からの松井宏佑の捲りは不発で、平原が押し切り1着。2着にマークの佐藤慎太郎、3着は藤井マークから井上昌己が入線した。


1着/平原康多(SS・埼玉87期)
今回成績:特4・二2・準1
G3優勝:29回(2022年3月大垣記念)

長い距離の戦いになると思ったので覚悟していました。後ろを警戒しながらのレースだったので、それなりに脚を削られますね。2日目よりもゴール前まで伸びている感覚があったので、修正できているのかなと思います。
決勝は、自力です。


2着/佐藤慎太郎(SS・福島78期)
今回成績:特1・二1・準2
G3優勝:9回(2022年2月静岡記念)

松井(宏佑)が、カマしてきて被ってしまうのが1番まずいので、仕事ができるようにと思っていましたが、後ろで構えてくれて良かったのかなと思います。あれだけ平原(康多)の捲りに迫れているので、状態はいい方なのかな。目の前のことを必死に頑張ります。
決勝も、平原の番手です。


3着/井上昌己(S1・長崎86期)
今回成績:特7・二3・準3
G3優勝:10回(2015年12月佐世保記念)

平原(康多)がすんなり4番手だったので、すごい勢いでした。(藤井侑吾の)スピードが落ちた感じはなかったんですけどね。自分も必死でした。ゴール前、もう少し伸びが欲しいですが、強い2人が前だったので。
決勝は(山田)庸平の番手です。

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【11R=S級準決勝】

古性優作が赤板過ぎに先頭に立つと、津村洸次郎が仕掛けて打鐘から九州2車ラインが主導権を握る。古性は3番手をキープ。坂井洋も巻き返しを狙うが、前団を捕えきれず後退。最終2コーナーから、津村マークの山田庸平が捲りで抜け出すと、詰め寄る古性を振り切って1着。2着に古性、3着に古性マークの神田紘輔が入線した。


1着/山田庸平(S1・佐賀94期)
今回成績:特9・二1・準1
G3優勝:0回
G3決勝進出:7回目(2022年1月大宮記念以来)

(津村洸次郎の)気持ちが伝わってきたので、なんとか決勝に乗ろうと思って。最終BSの仕掛けがあるのではないかと思って、そこだけ被らないようにと思っていました。押し切れて良かったです。
決勝は(井上さんの)前で頑張ります。


2着/古性優作(SS・大阪100期)
チャリレンジャー(スポンサード選手)
今回成績:特2・二1・準2
G3優勝:6回(2021年7月福井記念)

レースを動かしてと、思ったのですが…。打鐘で、思ったよりも脚を使ってしまいました。キツかったですね。脚の感じは今ひとつですが、気持ちでカバーできたらいいかなと思います。
決勝は自力で、頑張ります。


3着/神田紘輔(S1・大阪100期)
今回成績:一1・二4・準3
G3優勝:0回
G3決勝進出:4回目(2019年1月松阪記念以来)

今日は(古性に)しっかり付いていくだけ。余裕もあって、周りも見えていました。ずっと調子がいいので、自信を持って走れています。決勝も、しっかり追走してがんばります。古性君の番手です。

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【12R=S級準決勝】

打鐘で仕掛けた櫻井祐太郎が主導権取り。5番手になった郡司浩平が最終1センター付近から捲り発進すると、最終BS過ぎには前団を捕えて、そのまま1着ゴール。これで通算300勝達成。2着は郡司マークの和田真久留で、3着も大塚玲が続き、神奈川ラインの上位独占となった。


1着/郡司浩平(SS・神奈川99期)
チャリレンジャー(スポンサード選手)
今回成績:特6・二1・準1
G3優勝:13回(2022年1月和歌山記念)

(神奈川ライン)3人で決まったので、良かったです。7番手だけは避けたかったし、5番手だったら力勝負で勝機があるかなと思いました。今日は道中で脚の重さを感じたのですが、仕掛けてからはいつも通りにできたと思うので申し分ないです。
決勝は、前で自力です。


2着/和田真久留(S1・神奈川99期)
今回成績:特5・二1・準2
G3優勝:2回(2020年8月小田原記念)

番手の仕事に集中しようと思っていました。あと狙われる位置だったので、そこでけ気をつけて追走していく感じでした。郡司君も調子が良さそうですし前を任せて、自分も頑張ります。郡司君の番手です。


3着/大塚玲(S2・神奈川89期)
今回成績:一3・二3・準3
G3優勝:0回
G3決勝進出:5回目(2019年8月川崎G3以来)

久しぶりの記念決勝進出は嬉しいです。しかも地元なので最高です。最終1センターあたりが一番キツかった、そこだけしのげば、何とか付いていけるかなと思いました。平塚に移籍して良かったです。
決勝、僕は3番手。今日のようにしっかり付いていけたらと思います。

※G3優勝の( )は前回G3優勝開催
※G3決勝進出の( )は前回の優出開催

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【最終日・12R=S級決勝】
1/古性優作(SS・大阪100期)
2/和田真久留(S1・神奈川99期)
3/佐藤慎太郎(SS・福島78期)
4/山田庸平(S1・佐賀94期)
5/郡司浩平(SS・神奈川99期)
6/大塚玲(S2・神奈川89期)
7/井上昌己(S1・長崎86期)
8/神田絋輔(S1・大阪100期)
9/平原康多(SS・埼玉87期)

注目の並びは
1古性-8神田
5郡司-2和田-6大塚
9平原-3佐藤
4山田-7井上

決勝は、連日早めの巻き返しで強さを見せる古性優作の番手に、準決勝同様、神田絋輔が付いて大阪ラインを形成。
後輩の気持ちに応えて決勝進出を果たした山田庸平に、井上昌己が続いて九州連携。
平原康多の後ろには、こちらも準決勝と同じく佐藤慎太郎が番手を回り、再度のSS連携となる。
そして迎え撃つ地元勢は、準決勝でワンツースリーを決めた郡司浩平、和田真久留、大塚玲が再度結束。
郡司は準決勝の1着で通算300勝達成。連覇のかかる湘南ダービーで、再びライン上位独占を目指す。
一年間で一番の山場と話す郡司が、古性や平原の強力ラインや、好調の九州勢ど戦うのか。目の離せない一戦となりそうだ。

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