TOP > 競輪 > 取手記念G3(3日目)レポート

競輪

2022/06/06

P-Navi編集部

取手記念G3(3日目)レポート

取手記念G3(3日目)レポート

2022年6月6日 取手記念G3
取手競輪開設72周年記念「水戸黄門賞」(3日目)

***************
【取手記念(3日目)10R=S級準決勝】

打鐘で嵯峨昇喜郎が先行態勢に入ると、8番手から太田竜馬が巻き返しを狙って仕掛ける。太田は佐藤慎太郎の牽制をかわして嵯峨に迫るが、嵯峨も抵抗して両者のもがきあいに。脚をためていた宿口陽一が捲りで前団をまとめて捕らえると、マークの杉森輝大が差し切り1着。2着宿口、3着には両者を追った元砂勇雪が入線した。

杉森輝大
1着/杉森輝大(S1・茨城103期)
今回成績:一1・二1・準1
G3優勝:0回
G3決勝:9回目(2021年3月宇都宮G3以来)

脚の状態がいい、勝ち上がれてよかったです。連日、前の選手が頑張ってくれて勝ち上がれました。ラインのおかげです。
決勝は、地元茨城の3番手です。


2着/宿口陽一(SS・埼玉91期)
今回成績:特9・二1・準2
G3優勝:1回(2021年10月前橋G3)

太田(竜馬)君が、ものすごいスピードでカマしていって「やばい」と思ったのですが、余裕がありました。結果、杉森さんとワンツーが決まってよかったです。レースで自力を出せるようになって、昨日も番手のレースで楽だったので、だんだんレースに馴染んできたと思います。自力で決勝に上がれたのは自信になるし、このメンバーで勝負ができたのは今後の競走に良い影響になると思います。
決勝は、単騎で自力です。


3着/元砂勇雪(S1・奈良103期)
今回成績:一4・二4・準3
G3優勝:0回
G3決勝:2回目(2020年8月富山記念以来)

今日は、地元勢に気合が入っているかなと思い、その後ろからと。脚をためた方がチャンスあると思いました。追走している時も余裕があるので、問題ないと思います。
決勝は、任せてもらえたので近畿の先頭で。自力です。

***************
【取手記念(3日目)11R=S級準決勝】

佐々木悠葵が打鐘前に先頭に立つと 山中秀将が打鐘後にスパート。山中は最終HSで叩き切るが、中団から松浦も仕掛けていく。山中マークの山賀雅仁が捲りで合わせるが、松浦が最終3コーナーで捕らえていく。松浦を追う形にになった三谷竜生が差し切り1着。松浦が2着で、三谷マークの南が3着に入った。


1着/三谷竜生(S1・奈良101期)
今回成績:一1・二1・準1
G3優勝:5回(2019年12月伊東記念)

最終HS、みんなが踏み合う中、松浦(悠士)がその上を来たのはさすがだと思いました。(松浦に)すんなり切り替えられたので、あとはしっかり抜けるようにと思いました。調子自体はいいです。
決勝は、(元砂)勇雪の番手です。

松浦悠士
2着/松浦悠士(SS・広島98期)
チャリレンジャー(スポンサード選手)
今回成績:特4・二1・準2
G3優勝:15回(2022年4月川崎記念)

しっかり力を出し切って、いい競走ができたと思います。昨日ほどバンクの重さを感じなかったのですが、(雨の影響で)走路とタイヤ食い付きがよくなくて、滑っているような状態でした。明日雨だったら考えないといけないと思います。今日のようなメンバーでしっかり動けて感触はよかったです。決勝は、石原(颯)君の番手です。

南修二
3着/南修二(S1・大阪88期)
今回成績:一3・二2・準3
G3優勝:1回(2015年8月富山記念)

(3日間で)今日が一番よかったと思います。昨日までは、よく付いていけたという感じだったのですが、全然違うような感じがしました。決勝は、近畿の3番手です。

***************
【取手記念12R(3日目)=S級準決勝】

先頭に出た和田真久留を打鐘で石原颯が叩いて、先行態勢に入っていく。石原の主導権取りで一本棒の展開となるが、最終BSから5番手の吉田拓矢が捲り発進。石原も粘るが、吉田が捲り切って1着。2着に石原、吉田を追走した吉澤純平が3着に入線した。


1着/吉田拓矢(SS・茨城107期)
今回成績:特6・二2・準1
G3優勝:4回(2022年5月宇都宮記念)

打鐘手前で、石原(颯)君がいいスピードで仕掛けて、車間が空いてしまったのがきつかったです。少し勝ちを意識しすぎてしまった。後ろに迷惑をかけるレースになってしまいました。感触は、今日が一番余裕ありましたね。
明日の決勝は、また地元3人いるので、先頭で優勝者を出せるように頑張りたいです。自力です。


2着/石原颯(S1・香川117期)
チャリレンジャー(スポンサード選手)
今回成績:一1・二3・準2
G3優勝:0回
G3決勝:4回目(2022年2月奈良記念以来)

今日は細切れ戦だったので、セオリー通り一度先頭に出て仕掛ける感じでしたが、吉拓(吉田拓矢)さんはいつでも仕掛けてくるので、ハイペースという感じで踏みました。最後までもたないかもしれないというくらい踏んだので、もってよかったです。感触は、変わらずいい感じだと思います。やっと追いつけました。決勝は、松浦(悠士)さんの前で頑張らせてもらいます。自力です。


3着/吉澤純平(S1・茨城101期)
今回成績:特1・二3・準3
G3優勝:3回(2021年8月川崎G3)

感触は、今日は抜けなかったのですが、初日に抜けているし悪くないと思います。(赤板1コーナー過ぎ)自分が(吉田拓矢との)連結を外してしまったので、武田(豊樹)さんには厳しい戦いになってしまったので申し訳なかったです。決勝は、吉田(拓矢)君の番手。しっかり番手の仕事をして頑張ります。

※G3優勝の( )は前回G3優勝開催

***************

【取手記念(最終日)12R=S級決勝】
1/吉田拓矢(SS・茨城107期)
2/松浦悠士(SS・広島98期)
3/宿口陽一(SS・埼玉91期)
4/南修二(S1・大阪88期)
5/吉澤純平(S1・茨城101期)
6/元砂勇雪(S1・奈良103期)
7/石原颯(S1・香川117期)
8/杉森輝大(S1・茨城103期)
9/三谷竜生(S1・奈良101期)

注目の並びは
1吉田-5吉澤-8杉森
7石原-2松浦
6元砂-9三谷-4南
3宿口(単騎)

S級S班で地元の吉田拓矢を先頭に、吉澤純平、杉森輝大と結束する茨城勢。
連日好調の石原颯に松浦悠士が付く中四国2車。
ラインの先頭を志願した元砂勇雪に、三谷竜生と南修二が連携する近畿勢。
そして、単騎を選択した宿口陽一の9名が決戦に臨む。
準決勝の反省を活かし、意地でもライン上位独占を図りたい吉田が率いる地元勢が有利に展開を進めるのか。
それとも元砂が同地区の先輩を引き連れて、レースの主導権を握るのか。
また、連日力強い自力を見せる好調の石原が、S級S班の松浦の前で実力を発揮するのか。
調子を取り戻してきた単騎の宿口からも目が離せない。
G1高松宮記念杯競輪を直前に控えた熱戦に、注目が集まります。

※取手記念(最終日)9レース「レインボーカップA級ファイナル」の前検日レポートはこちら

***************
\取手記念G3(3日目)注目選手・ピックアップ/
【3日目・9R=S級特選】

連日動きのいい戦い
2着/岩谷拓磨(S1・福岡115期)

打鐘過ぎの2センターから、しっかり仕掛けることができました。外々を踏んでラインの動きを気にしながら仕掛けたのですが、離れてしまったようなので、僕もレースの流れの中で仕掛けることができたらよかったのかなと反省点があります。昨日のレースに悔いが残りますが、脚の状態はすごくいいと思います。記念で課題を見つけたり修正したりしていきたいです。もう一日しっかり頑張ります。

***************
【取手競輪グレードレース・プレイバック】
2022年2月全日本選抜G1
優勝:古性優作
2020年6月取手記念G3
優勝:郡司浩平
2019年6月取手記念G3
優勝:松浦悠士
2018年11月取手記念G3
優勝:山崎賢人
2018年6月国際トラック競技支援競輪G3
優勝:マティエス・ブフリ
2017年6月取手記念G3
優勝:吉澤純平

ページの先頭へ

メニューを開く