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競輪

2022/06/07

P-Navi編集部

【取手記念】吉澤純平が4度目のG3優勝

【取手記念】吉澤純平が4度目のG3優勝

2022年6月7日 取手記念G3
取手競輪開設72周年記念「水戸黄門賞」
最終日

※レインボーカップA級ファイナルの結果はこちら
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6月4日から4日間の日程で開催された取手競輪開設72周年記念「水戸黄門賞」G3は、梅雨入りをして日々バンクコンディションが変わる中、熱の入った競走が連日繰り広げられた。
今や輪界を代表するS級S班の吉田拓矢が順当に勝ち上がると、調子を上げる吉澤純平や3連勝の杉森輝大も充実した走りで、地元3車が決勝進出。一方で、石原颯や松浦悠士らの力強い走りにも、熱い歓声が上がった。
決勝は、準決勝同様に石原颯が主導権を握ると、最終2コーナーから捲って出た吉田のスピードを活かした吉澤が1着でゴール。吉澤は昨年8月の川崎G3以来となる通算4回目のG3優勝、2017年以来5年ぶりの地元記念制覇を掴んだ。

※3日目のレポートはこちら

【取手記念G3(最終日)12R=S級決勝】
1/吉田拓矢(SS・茨城107期)
2/松浦悠士(SS・広島98期)
3/宿口陽一(SS・埼玉91期)
4/南修二(S1・大阪88期)
5/吉澤純平(S1・茨城101期)
6/元砂勇雪(S1・奈良103期)
7/石原颯(S1・香川117期)
8/杉森輝大(S1・茨城103期)
9/三谷竜生(S1・奈良101期)

【レース展開】

誘導以下、1吉田-5吉澤-8杉森、7石原-2松浦、3宿口、6元砂-9三谷-4南で周回。まず元砂が上昇をはじめ、石原を警戒しながら、赤板過ぎ3コーナーで吉田をおさえて先手を狙っていく。すぐさま石原が反撃にでると、打鐘4コーナーで元砂を叩き切って主導権を奪い返す。最終2コーナーから5番手の宿口、さらにその外を吉田が捲りに出る。最終3コーナーで松浦は石原の番手から抜け出して、吉田を牽制。直線に向くと、吉田マークの吉澤が鋭く伸びて、抜け出す松浦をかわして優勝ゴール。2着に松浦、3着は三谷が入線した。

【取手記念G3(最終日)12R=S級決勝・結果】
2車単5-2 1,980円(9番人気)
3連単5-2-9 11,520円(42番人気)
決まり手:差し-捲り

吉澤純平
優勝/吉澤純平(S1・茨城101期)
今回成績/特1着・二3着・準3着・決1着
次走出場予定/高松宮記念杯競輪G1(6月16日~19日)

最終2センター辺りで(吉田拓矢が)止まった感じがあったので、外を踏んだ形です。ゴールは、自分より内側を見ていなかった。必死に踏んだだけです。2月の全日本選抜競輪で失敗したところもあったので、その分も頑張れた気持ちがあります。昨年は、G1全てを欠場。宮杯も家で見ていて歯がゆい気持ちがあったので、今年はその分しっかりやりたいですし、これまでの借りを返したい気持ちでいます。頑張ります。

吉澤純平

吉澤純平

吉澤純平

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\取手記念G3(最終日)ピックアップ/
【取手記念G3(最終日)4R=S級選抜】
武井大介
最終HSの8、9番手からラインで猛チャージ
1着/武井大介(S2・千葉86期)

藤根(俊貴)かラインを組んだ笠松(将太)の先行だと思ったので、落ち着いてワンチャンスが来ればと。(笠松が)無理矢理にでも仕掛けてくれたので恵まれました。連日3番手で余裕はあったのですが、内に詰まったりして脚を試すことができなかった。今日初めて番手をまわって踏んでみて感触はいいかなと。来期は、頑張ってS級1班の点数を狙っていきたいです。

【取手記念G3(最終日)8R=S級特選】
吉田有希
存在の大きさを知る競走になる
2着/吉田有希(S2・茨城119期)

昨日のレースの後に師匠(吉田拓矢)に気合を入れ直していけと言ってもらい、自転車も見直してもらったら、今日は凄く楽で、以前の感触が戻ってきました。競走中に背中を押してもらっている感覚があり、兄であり師匠の存在がでかいなと思いましたし、番手についてもらった(佐藤)慎太郎さんにもいいスピードだったと言ってもらえたので上手く走れたのかなという感じです。次の(高松宮記念杯競輪に向け)いい弾みになったと思います。色々と考えながら走っていきたいと思います。

【取手記念G3(最終日)11R=S級特秀】
芦澤大輔
ケガから奮起し久しぶりの1着
1着/芦澤大輔(S1・茨城90期)

最終HSあたりから谷口(遼平)が太田(竜馬)君を外からけん制していたので、上手くその展開を2センターまで持たせるようなイメージで競走できました。久しぶりの1着。いいイメージができました。

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