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競輪

2022/08/06

P-Navi編集部

函館競輪G3(3日目)レポート

函館競輪G3(3日目)レポート

2022年8月6日 函館競輪場
函館ミリオンナイトカップG3

【函館競輪G3(3日目)10R=S級準決勝】
打鐘から朝倉智仁が先行態勢に入ると、伊藤成紀が内から追い上げる。最終HSで7番手から松川高大がスパートすると、逃げる関東ラインを直線で捲りきって1着。松川マークの坂本が2着で九州ワンツー。朝倉マークの岡田征陽が3着に入線した。

松川高大
1着/松川高大(S1・熊本94期)
今回成績:特1・二3・準1
G3優勝:0回
G3決勝:8回目(2020年10月久留米以来)

だいぶ良くなってきていると思います。朝倉君が来るのが遅くて、先に切ったらいいのか迷いました。函館は内が重いから、外へ。捲りが仕掛けられているのも良いと思います。今回は優勝を狙ってきているので、あと1走、頑張りたいです。
(決勝は)自力自在に。

坂本亮馬
2着/坂本亮馬(S1・福岡90期)
今回成績:一2・二3・準2
G3優勝:6回(2014年7月久留米)

松川君が積極的な動きで、強かったです。決めながらだったので、そのまま踏み込めばもっと出ていたと思います。自分のダッシュは大丈夫なので、落ち着いた判断はできました。後ろの紫原さんには申し訳なかったですが、後輩の松川君とのワンツーは初めてで嬉しいです。
(決勝も)松川君に。

岡田征陽
3着/岡田征陽(S2・東京85期)
今回成績:一1・二4・準3
G3優勝:3回(2016年11月京王閣)

朝倉君に任せていました。松川の動きには反応できませんでしたが、勝負所はしのげたと思います。ずっと低迷していましたが、これをきっかけにして、また上のレースに戻っていけたら。
(決勝は)前々に流れで。見せ場を作りたいですね。

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【函館競輪G3(3日目)11R=S級準決勝】
久米康平を打鐘前に坂本貴史が抑えると、松本秀之介は内に切れ込んで中団まで上昇。最終HSで久米が仕掛けると、最終2コーナー過ぎに坂本を叩いて先頭に立つが、坂本マークの新山将史が北村信明をけん制。坂本も北村の追い上げを制して2番手を確保すると、抜け出した久米をとらえて1着。2着に北ライン3番手から伸びた山田敦也、3着に新山が入線し、北3車が決勝切符をつかんだ。

坂本貴史
1着/坂本貴史(S1・青森94期)
今回成績:一2・二2・準1
G3優勝:0回
G3決勝:11回目(2021年11月武雄以来)

先行しようと思っていたのが、良い方向に行ったと思います。かかりきる前に、久米君がすごい勢いで来ましたが、将史は弟弟子ですし、後ろには敦也さんもいるので、ラインで何とかしてくれると思っていました。今日の方が感覚も良かったです。決勝も自分のベストを出せれば、結果はついてくると思っています。
(決勝は)嵯峨君の番手です。

山田敦也
2着/山田敦也(S2・北海道88期)
今回成績:一2・二3・準2
G3優勝:0回
G3決勝:13回目(2014年2月四日市以来)

車番が悪かったから、取れた位置から。あとは、貴史と新山に任せて、付いていくだけでした。(新山の動きも)素晴らしかったですね。最後まで待ってから、コースに入っていきました。あと一歩あれば、(1着が)取れていたと思うけど。
(決勝は)北の5番手です。

新山将史
3着/新山将史(S1・青森98期)
今回成績:特6・二2・準3
G3優勝:0回
G3決勝:5回目(2022年5月青森以来)

久米君を止めたかったけど、スピードが良かったのと、松本君が来るという頭があったので、戸惑ってワンテンポ遅れてしまいました。でも、最低限はできたと思います。最後は外に踏むと決めていて、余裕はなかったです。
(決勝は)北の3番手です。

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【函館競輪G3(3日目)12R=S級準決勝】
赤板過ぎに河村雅章が先頭に立つと、5番手につけた嵯峨昇喜朗が打鐘過ぎ3コーナー付近からスパートして、一気の主導権取り。番手に佐藤友和、3番手で齋藤登志信が続く。北日本3車が優勢のまま直線に向くも、8番手から仕掛けた藤井昭吾マークの川口公太朗が内コースを鋭く伸びて1着まで突き抜けた。2着に佐藤、3着に嵯峨が逃げ粘った。

川口公太朗
1着/川口公太朗(S1・岐阜98期)
今回成績:特8・二4・準1
G3優勝:0回
G3決勝:2回目(2018年3月小松島以来)

(藤井)昭吾さんは自分より年上ですし、任せていました。後方でしたが、行ってくれたのでチャンスができましたね。最後は斎藤(登志信)さんが内なら外、外なら内に行こうと思っていました。余裕ありましたね。今日が一番良かったです。
(決勝は)単騎で頑張ります。

佐藤友和
2着/佐藤友和(S1・岩手88期)
チャリレンジャー(スポンサード選手)
今回成績:特7・二1・準2
G3優勝:7回(2012年10月一宮)

嵯峨君は力があるのはわかっているので、遅くても行ききるだろうと思っていました。本人が思っているほど、垂れてはいないと思いますよ。ワンツースリーを決めるつもりでしたが、最後はハム太郎(川口公太郎)が良いスピードで来ましたね。仕方ないです。
決勝は北の4番手。競輪祭に出るには最後のチャンス(選考が8月まで)なので、やることをやりたいです。

嵯峨昇喜朗
3着/嵯峨昇喜郎(S2・青森113期)
今回成績:一2・二1・準3
G3優勝:0回
G3決勝:3回目(2022年5月青森以来)

先行するのは僕くらいだと思っていて、みんなに1回、脚を使わせたかったので前を取りました。自分のタイミングで行こうと思いましたが、絶好の展開過ぎでしたね。でもホームの風がきつくて、スピードに乗らず、堪えて一杯でした。3着でよかったです。
(決勝は)北ラインの先頭で頑張ります。

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【函館競輪G3(最終日)12R=S級決勝】
1/新山将史(S1・青森98期)
2/川口公太朗(S1・岐阜98期)
3/松川高大(S1・熊本94期)
4/坂本亮馬(S1・福岡90期)
5/佐藤友和(S1・岩手88期)
6/山田敦也(S2・北海道88期)
7/坂本貴史(S1・青森94期)
8/岡田征陽(S2・東京85期)
9/嵯峨昇喜郎(S2・青森113期)

決勝の並びは
9嵯峨−7坂本−1新山−5佐藤―6山田
3松川‐4坂本
2川口(単騎)
8岡田(短期)

北日本勢が5車決勝に進出。並びは嵯峨を先頭に、坂本貴、新山の青森勢の後位に、佐藤、山田も続いての5車連携となった。5車ラインの先頭を任された嵯峨が主導権取りに出て、坂本貴が番手絶好にG3初優勝を決めてくるか。準決勝同様に兄弟子の後位を固める新山、4番手から競輪祭のラストチャンスを狙う佐藤、そしてホームの山田と、それぞれの思いは強い。
準決勝でワンツーを決めた松川と坂本の九州勢は再度連携。北5車ラインの間隙をぬって一撃を決められるか。
単騎を選択した川口、岡田の動向にも要注目だろう。

※同時開催の4日制ガールズケイリンの決勝メンバーは次ページをご覧ください!

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