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競輪

2022/09/03

P-Navi編集部

岐阜競輪G3(3日目)レポート

岐阜競輪G3(3日目)レポート

2022年9月3日 岐阜競輪G3
岐阜競輪開設73周年記念「長良川鵜飼カップ」(3日目)

最終日・第9レースの競輪ルーキーシリーズ2022の前検日レポートはこちら
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【岐阜競輪G3(3日目)10R=S級準決勝】
岐阜記念準決勝10Rゴール前の一騎打ち
赤板過ぎに河村雅章が仕掛け、岩本俊介をかわして先行態勢に入っていく。岩本が3番手、山口拳矢が5番手で打鐘、最終HSを通過。河村マークの芦澤大輔がけん制する中、最終2コーナーから岩本が捲りを放ち、最終BSでは関東ラインをとらえて先頭に躍り出る。マーク佐藤慎太郎が差し脚を伸ばすが、岩本が振り切って1着。2着に佐藤。捲り追い込んだ山口が3着に入線した。

岩本俊介
1着/岩本俊介(S1・千葉94期)
今回成績:特3・二1・準1
G3優勝:3回(20年12月千葉記念in松戸)

スタートけん制で誘導を追いかけたので、脚に結構きていたのですが、レースの組み立てはバッチリでした。(佐藤)慎太郎さんとは、よく決められているので、一緒に勝ち上がれて嬉しいです。
決勝も頑張ります。自力です。

佐藤慎太郎
2着/佐藤慎太郎(SS・福島78期)
今回成績:特2・二2・準2
G3優勝:10回(22年4月平塚記念)

岩本(俊介)が強かったですね。しっかり1着を取りに行った捲りだと思います。(スタートけん制は)ワンテンポおいてからのけん制だったので対応ができませんでした。絶好調ではないですが、悪くない、普通に走れる感じはします。
決勝も、岩本の番手です。

山口拳矢
3着/山口拳矢(S1・岐阜117期)
今回成績:特9・二1・準3
G3優勝:0回
G3決勝:6回目(22年8月富山記念以来)
※当地では昨年9月に共同通信社杯G2を優勝

岩本(俊介)さんの仕掛けにピッタリ付いて行って、自分が仕掛ければ、後ろにもチャンスがあったのかなと思っていたのですが、全然、脚力が残っていなかったです。(志智)俊夫さんを決勝に乗せられなくて、本当に申し訳ないです。感じは悪くないですね。
決勝は、志田(龍星)君の番手。

10Rレース結果

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【岐阜競輪G3(3日目)11R=S級準決勝】
岐阜記念準決勝11R最終バックの攻防
赤板で志田龍星が上昇していくと、眞杉匠は突っ張っていく。不破将登が落車し、下げた志田は最後方となる。眞杉の先行でレースは進み、番手の平原康多は車間をあけて後続をけん制。最終2コーナーから8番手の志田が捲りを打つと、好スピードで一気に前団に迫る。平原は最終2センターで志田をけん制すると、直線で再度伸びてくる志田の猛追を微差しのいで1着。豪快な捲りを打った志田が2着、逃げた眞杉が3着に粘った。

平原康多
1着/平原康多(SS・埼玉87期)
今回成績:特1・二1・準1
G3優勝:31回(22年7月弥彦記念)

(眞杉匠のペースだったので)自分は、離れないように集中していました。最終2センター付近では、志田(龍星)君の勢いがあまりにも良かったので、その場その場での判断でギリギリの対応をしました。結果1着で、人気に応えることができて良かったと思います。3走とも仲間に助けられているなと思っています。疲労を残さないようにします。
決勝も、眞杉の番手。

志田龍星
2着/志田龍星(S2・岐阜119期)
今回成績:一1・二2・準2
G3優勝:0回
G3決勝:初

赤板1センター付近のアクシデントでだいぶ焦りました。主導権を取れなかったら、脚を溜めてイチかバチかと思っていましたし、1人で仕掛けてもと思いました。平原(康多)さんのけん制が凄かったです。思った以上の威力でした。
決勝は、自力。岐阜勢の前で力を出し切る競走で頑張ります。

眞杉匠
3着/眞杉匠(S1・栃木113期)
今回成績:特4・二1・準3
G3優勝:2回(22年7月小松島記念)

道中で、少しスピードを流しすぎたところがあって、志田(龍星)さんの脚が溜まってしまったところがありましたが、3着に残れたので。昨日より感じは良かったです。復帰戦で、最低限決勝に乗りたいと思っていたので、ひとまず良かったです。
決勝も、自力です。

11Rレース結果
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【岐阜競輪G3(3日目)12R=S級準決勝】
岐阜記念準決勝12R
赤板で谷口遼平が前を抑えると、坂本紘規がすかさず仕掛けて、北日本ラインが先行態勢に入っていく。4番手は谷口で、松浦は打鐘後に6番手を確保する。最終HSで岩谷拓磨がスパートするも、中団の谷口も仕掛けて、さらに松浦も谷口を追う。最終BSで坂本マークの大槻寛徳は谷口の捲りに合わせて、番手捲りで抜け出す。松浦は機敏に動いて大槻を追うが、大槻が押し切って1着。2着に松浦。3着には谷口との連結は崩れたものの、松浦を追った川口聖二が3着に入った。

大槻寛徳
1着/大槻寛徳(S1・宮城85期)
今回成績:特6・二1・準1
G3優勝:0回
G3決勝:19回目(22年5月宇都宮記念以来)

最終バックでは、後ろでゴチャついているのが見えたので、内に包まれるのだけは嫌だと思っていて、自然と身体が前に出ていきました。上手くやれました。身体は仕上がっているのではないですかね。これ以上良くならないと思うくらいです。
決勝は、松浦の番手です。

松浦悠士
2着/松浦悠士(SS・広島98期)
チャリレンジャー(スポンサード選手)
今回成績:特5・二1・準2
G3優勝:16回(22年8月富山記念)

最終BSでは、もう間に合わないと思ったし、柏野(智典)さんも付いていて、僕が1、2着の勝負をしないと3着までに入れないので川口聖二、岩谷拓磨の間をいく選択をしました。僕に求められていることは自力、今日は自力で動けていないので全然ダメです。凌いだレースになってしまいました。
決勝は、自力自在です。大槻さんとは3回目だと思うのですが、ずっと失敗しているので、しっかり見せ場を作りたいです。

川口聖二
3着/川口聖二(S1・岐阜103期)
今回成績:一2・二4・準3
G3優勝:0回
G3決勝:初

松浦(悠士)さんが上手かったですね。ゴール前は、なんとか着に入らないといけないと思い、松浦さんについて行きながらどこまで伸びるかでした。全部予想外の展開でしたね。記念決勝は初です。乗れるとは思わなかったです。
決勝は、岐阜の3番手です。

12Rレース結果

※G3優勝の( )は前回G3優勝開催
※G3決勝の( )は前回のG3優出開催

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【岐阜競輪G3(最終日)12R=S級決勝】
1/山口拳矢(S1・岐阜117期)
2/佐藤慎太郎(SS・福島78期)
3/眞杉匠(S1・栃木113期)
4/大槻寛徳(S1・宮城85期)
5/平原康多(SS・埼玉87期)
6/志田龍星(S2・岐阜119期)
7/松浦悠士(SS・広島98期)
8/川口聖二(S1・岐阜103期)
9/岩本俊介(S1・千葉94期)

注目の並びは
6志田−1山口−8川口
9岩本−2佐藤
3眞杉−5平原
7松浦−4大槻

決勝は、志田龍星の番手に山口拳矢、川口聖二が結束する岐阜3車。
準決勝でワンツーを決めた岩本俊介には再度、佐藤慎太郎が付いて連携。
こちらも連携実績豊富な眞杉匠に、平原康多が付く関東2車。
松浦悠士の番手には、大槻寛徳がまわる混成ラインの戦いとなる。

準決勝で見せたスピードを活かした戦いでラインから優勝者を出したいのは、志田が率いる岐阜トリオだが、先行力のある眞杉やレースの組み立てにも磨きをかけた岩本、レースの支配力や位置取りに長けた松浦がいかなる戦いを考えるのか。
注目の一戦となった。

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\岐阜競輪G3(3日目)注目選手・ピックアップ/
【3日目・7R=S級特選】
佐藤龍二
「尊敬する先輩の番手で集中」
1着/佐藤龍二(S2・神奈川94期)
チャリレンジャー(スポンサード選手)

(松坂洋平は)神奈川で1番尊敬している選手なので、先行した時点で後方からの仕掛けを止められなかったら、抜く権利はないというくらい集中していました。最終2センターまで仕事に全て脚を使おうと思っていました。大塚(英伸)さんには迷惑をかけたのですが、綺麗な形のワンツーだと思います。状態は、悪くないですね。

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【岐阜競輪グレードレース・プレイバック】
2021年9月共同通信社杯G2
優勝:山口拳矢
2020年9月岐阜競輪G3
優勝:郡司浩平
2019年9月岐阜競輪G3
優勝:太田竜馬
2018年9月岐阜競輪G3
優勝:桑原大志
2017年9月岐阜競輪G3
優勝:成清貴之

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