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競輪

2022/10/04

P-Navi編集部

【熊本記念in久留米】郡司浩平が15回目のG3優勝

【熊本記念in久留米】郡司浩平が15回目のG3優勝

2022年10月4日
開設72周年記念熊本競輪「火の国杯争奪戦G3」in久留米(最終日)

10月1日より4日間の日程で開催された「火の国杯争奪戦in久留米」は、夏を思わせる気温の中、連日の熱戦が繰り広げられた。準決勝では、地元九州・熊本勢が見せ場を作るも、決勝進出を果たしたのは松岡辰泰のみ。一方で、S級S班の郡司浩平や松浦悠士、守澤太志は隙のない走りで順当に勝ち進むみ、その強さを見せつけた。また、連日の自力戦が光る深谷知広や小松崎大地、復帰のあと着実に調子を取り戻してきた村上博幸、さらに北日本勢は小松崎、守澤に続いて佐々木雄一、高橋陽介の4車ラインを形成するなど、楽しみな顔ぶれが決勝にそろった。
迎えた決勝。レースは、打鐘手前の2コーナー付近から仕掛けた深谷の先行に乗った郡司浩平が、後方からの反撃を止め、ゴール前の接戦を制して先頭でゴールを駆け抜けた。前場所の共同通信社杯からグレードレース連続優勝で、同開催の優勝は2020年以来2回目。自身15回目のG3優勝を手にした。

※3日目のレポートはこちら
※第6レースの競輪ルーキーシリーズ2022プラスの結果はこちら

【熊本記念in久留米(最終日)12R=S級決勝】
1/松岡辰泰(S1・熊本117期)
2/郡司浩平(SS・神奈川99期)
3/小松崎大地(S1・福島99期)
4/村上博幸(S1・京都86期)
5/守澤太志(SS・秋田96期)
6/高橋陽介(S1・青森89期)
7/松浦悠士(SS・広島98期)
8/佐々木雄一(S1・福島83期)
9/深谷知広(S1・静岡96期)

【レース展開】
打鐘手前2コーナーから仕掛けた9番深谷知広
赤板過ぎ2コーナー
最終HSで主導権を握る南関東ライン
最終HS
最終4コーナー手前牽制する郡司浩平
最終2センター
接戦を制した郡司浩平
ゴール

誘導以下、9深谷-2郡司、1松岡、7松浦-4村上、3小松崎-5守澤-8佐々木-6高橋で周回。まず小松崎が上昇を始めると、深谷はすんなりと引き、小松崎が誘導後位に入り、5番手に松浦、7番手に松岡の隊列となる。赤板過ぎ2コーナーで8番手の深谷がスパートすると、前の小松崎も踏み込むが、打鐘過ぎ4コーナーで深谷が叩き切って南関東2車が主導権取り。小松崎が3番手、松浦が7番手で最終HSを通過。最終2コーナーから松浦が捲りに出ると、先行する深谷の後位で車間をあけていた郡司は迫る松浦を牽制。松浦マークの村上があいた内を狙うが、郡司はこれにも対応しつつ、最後は差し脚を伸ばして優勝ゴール。2着に村上、3着に深谷が逃げ粘った。

【熊本記念in久留米(最終日)12R=決勝結果】
2車単2-4 4,820円(16番人気)
3連単2-4-9 21,750円(68番人気)
決まり手:差し-差し

表彰式で優勝カップを手に笑顔の郡司浩平
優勝/郡司浩平(SS・神奈川99期)
今回成績/特1・二2・準1・決1
次走出場予定/寛仁親王牌(10月20日~23日)

記念決勝には乗れていましたが、最近は優勝が手の届かないところでしたので、前走の共同通信社杯優勝の勢いをそのままに記念を獲れたことは、次につながりますし大きい一勝だと思います。
今日は、深谷(知広)さんありきのレースで、自分だけの力ではない。2人でゴール前勝負をしたい気持ちで必死に援護に徹したつもり。(赤板過ぎの2コーナー付近では)ここで行くのかというところで、すかさず仕掛けてくれたので準備ができていなかったです。
あとは松浦(悠士)の仕掛けどころを見て、なんとか3コーナーにタイミングがあってくれれば勢いを殺せるかなと思っていました。でもワンテンポ遅れてヒヤッとしましたね。(最終4コーナー過ぎの)村上博幸さんはさすがでした。あてられた時、かなり重くて僕のスピードもゆるんでしまったのですが、なんとか最後は踏み勝てたかなと思います。
自分らしいレースができているし、結果もついてきているので、この調子で年末まで走りたいと思います。まずは、この先のG1(寛仁親王牌)を目標に頑張っていきたいですね。

ガッツポーズでカメラマンに応える郡司浩平

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\熊本記念in久留米(最終日)注目選手・ピックアップ/
【最終日・11R=S級特別優秀】
松本秀之介
来年は、決勝を目指して準備をする
1着/松本秀之介(S1・熊本117期)

今開催、初日は長い距離を踏んでよかったのですが、2日目、3日目と中途半端になり、とくに昨日は後ろの2人に申し訳ないことをしました。来年は、決勝を目指して準備していきたいと思います。

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