富山競輪G3（準決勝）レポート

2022年11月19日　富山競輪G3
第5回施設整備等協賛競輪in富山
「神秘の海・富山湾カップ」（3日目）

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【富山競輪G3（3日目）10R＝S級準決勝】

青板バック過ぎに野口裕史が磯島康祐を叩いて主導権取り。中団に磯島、7番手に取鳥雄吾で赤板を通過。打鐘からの磯島の捲りは不発も、磯島マークの飯野祐太は最終2コーナーから捲り発進。飯野は逃げ粘る野口をとらえて1着。野口が2着、飯野マークの泉慶輔が3着。

1着／飯野祐太（S1・福島90期）
今回成績：一4・二2・準1
G3優勝：0回
G3決勝：13回目（22年7月弥彦以来）

自分の横を通り過ぎる野口（裕史）さんのスピードが良過ぎて、これは（磯島康祐は）絶対に突っ張ることができないと思い、中団を確保して磯島を迎え入れようと思いました。今日が一番、脚が軽かったです。明日は、優勝を狙っていきたい。
決勝は、根本（哲史）の後ろ。

2着／野口裕史（S2・千葉111期）
今回成績：一2・二1・準2
G3優勝：1回（21年4月西武園記念）

北日本勢が前受けだったので2段駆けかなと思い、2周半、後ろを見ずに戦うと決めていました。1回上げたスピードを自分で殺す必要は無い、2周半まるまる仕掛けてみようと。この後、しっかりケアします。
決勝は、北井君の番手。

3着／泉慶輔（S2・宮城99期）
今回成績：一3・二4・準3
G3優勝：0回
G3決勝：初

野口（裕史）さんのスピードが上手でした。ハイペースになることは予想していたので、冷静に対処できました。中村（浩士）を越えてからは、後ろから追い込んでくる選手に交わされないようにだけ。明日は、もう少し頑張りたいです。G3の決勝は、初めて。
決勝は東北の4番手。

10Rレース結果

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【富山競輪G3（3日目）11R＝S級準決勝】

赤板で根本哲吏を伊藤慶太郎が叩くと、すぐさま竹内雄作も仕掛けていく。竹内は伊藤を叩き切るが、竹内の番手に伊藤が入る形で打鐘を通過。竹内との連携が崩れた宮越孝治だが、内から上昇して、番手まで追い上げて伊藤と並走。最終2コーナーから中団の根本が捲りを放ち、前団を飲み込んで1着。2着に根本マークの竹内智彦、後方から追い込んだ近藤隆司が3着に入線した。

1着／根本哲吏（S1・秋田97期）
今回成績：一1・二4・準1
G3優勝：0回
G3決勝：4回目（22年5月青森以来）

赤板ホームで仕掛ける気持ちはあったのですが、竹内（雄作）君がすかさず来たので車間が空いてしまいました。遅めの仕掛けになりましたが、最終2コーナーで行きました。竹内（雄作）のスピードが結構良くてキツかったのですが、乗り切らなければとガムシャラでした。
決勝は、自力。強い南関地区の選手がいるが、見せ場を作っていきたいと思います。

2着／竹内智彦（S1・宮城84期）
今回成績：一2・二4・準2
G3優勝：0回
G3決勝：12回目（20年9月向日町以来）

根本（哲吏）は、日々強くなっている。（前団がもつれて）「行け」と思ったタイミングに仕掛けてくれたので、楽に付いていけました。根本が強かったです。明日は、しっかり頑張ります。
決勝は、飯野（祐太）の後ろ。

3着／近藤隆司（S1・千葉90期）
チャリレンジャー（スポンサード選手）
今回成績：特5・二2・準3
G3優勝：0回
G3決勝：14回目（19年5月宇都宮以来）

（9月弥彦F1の落車欠場からの復帰戦で）後ろから組み立てるより前からの方がいいかなと。一番後ろから抑えてきて、巻き返した根本（哲史）君とは、すごい力の差があるなと思いました。昨日、一昨日と2走して、少しはよくなっているかなと思ったのですが、今日はただただ追走しての3着。決勝に進めたのは嬉しいが、自信を無くした感じです。早く練習がしたいですね。
決勝は、南関東の3番手。

11Rレース結果
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【富山競輪G3（3日目）12R＝S級準決勝】

北井佑季が突っ張ってレースの主導権を握ると、4番手に伊藤旭、6番手に不破将登、8番手に山岸佳太の隊列となる。打鐘から山岸がスパートすると、番手の岡田泰地との連携は崩れるも、最終HSで北井を叩き切って先頭に立つ。番手に入る形となった北井は最終BSから捲りを仕掛けるが、山岸も応戦。前団争いを中団から伊藤が捲り切って1着。伊藤マークの大塚が2着で九州ワンツー。3着に北井が入線した。

1着／伊藤旭（S2・熊本117期）
今回成績：一2・二4・準1
G3優勝：0回
G3決勝：3回目（22年6月久留米以来）

レースの組み立ては、思っていた通り行きました。自分が思っていたタイミングで仕掛けられたので良かったです。明日も、この調子でいきたいですね。G3の決勝は3回目。まだ3着にも入ったことがないのですが、1着を取れるように走りたいです。
決勝は、大塚（健一郎）さんと2人で。自力です。

2着／大塚健一郎（S1・大分82期）
今回成績：特6・二3・準2
G3優勝：2回（06年2月岸和田記念）

（伊藤）旭君、動きがトリッキーなので、それを見極めて追走することを考えました。今の状態としては、前を走る選手を抜けていない。しっか追走して車券に貢献することに集中しています。
決勝は、準決勝同様に伊藤君に任せます。ワンツー決められるように頑張ります。

3着／北井佑季（S2・神奈川119期）
今回成績：一1・二1・準3
G3優勝：0回
G3決勝：2回目（22年10月京王閣以来）

後方から仕掛けてくるのを全部合わせて先行を考えていたのですが、1車出られてしまった。ちょうど僕が脚力を使い過ぎないように踏んでいるところのタイミングだったので、上手い仕掛けだったと思います。その後、二の足を使って巻き返せたのでよかったと思います。脚の感触は、昨日、一昨日とそんなに変わらない感じですね。
決勝は、自分の力を出すだけ。自力です。

12Rレース結果

※G3優勝の（　）は前回の優勝
※G3決勝の（　）は直近の優出
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【最終日・12R＝S級決勝】
1／飯野祐太（S1・福島90期）
2／近藤隆司（S1・千葉90期）
3／大塚健一郎（S1・大分82期）
4／伊藤旭（S2・熊本117期）
5／北井佑季（S2・神奈川119期）
6／泉慶輔（S2・宮城99期）
7／野口裕史（S2・千葉111期）
8／根本哲吏（S1・秋田97期）
9／竹内智彦（S1・宮城84期）

注目の並びは
8根本－1飯野－9竹内－6泉
5北井－7野口－2近藤
4伊藤－3大塚

決勝は、根本哲史の番手に飯野祐太、竹内智彦、泉慶輔の4車が結束する東北勢。
北井佑季の後ろに野口裕史、近藤隆司と続く南関東ライン。
伊藤旭と大塚健一郎が並ぶ九州ラインの3分戦となった。

ライン4車となった東北勢。見せ場を作ると意気込む先頭の根本が、徹底先行を掲げる北井にどのような作戦を仕掛けてくるのかが一番にポイントとなりそうだ。また準決勝同様の連携となる九州2車は、伊藤が変幻自在にレースを組み立てて、再度ワンツーを目指す。野口と大塚以外ならG3初優勝となる一戦。大混戦必至、群雄割拠の決勝に注目です。

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＼富山G3（3日目）注目選手ピックアップ／
【3日目・3R＝S級一般】

弱気なメンタルをレースで打開する
2着／菊池竣太朗（S2・静岡111期）
チャリレンジャー（スポンサード選手）

このメンバーだったら、前を取って先頭に出させないように先行をすれば、ラインで決まるかなと思って組み立てを考えました。、今日は風も強かったので、ギリギリまで引きつけての戦いでした。逃げ切れればベストですが、初日、2日目の仕上がりから見れば、ギリギリ合格点かなと思います。落車のケガが続き過ぎて、気持ちが引いた感じになっていますが、練習ではスピードやタイムなどは練習仲間とそれほど変わらない、このメンタル面はレースで打ち勝っていくしかないと思っています。我慢して頑張ります。

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【富山競輪G3・プレイバック】
2022年8月富山記念G3
優勝：松浦悠士
2021年7月富山記念G3
優勝：稲垣裕之
2020年8月富山記念G3
優勝：稲垣裕之
2019年9月富山記念G3
優勝：松浦悠士
2018年9月富山記念G3
優勝：浅井康太
2017年6月富山記念G3
優勝：牛山貴広