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競輪

2022/12/06

P-Navi編集部

【高松競輪G3】佐々木悠葵が記念初V

【高松競輪G3】佐々木悠葵が記念初V

2022年12月6日 高松競輪G3
開設72周年記念「玉藻杯争覇戦」最終日

12月3日から4日間の日程で開催された高松競輪開設72周年記念「玉藻杯争覇戦」G3は、季節の歩みを進めた冬空の下、熱戦が繰り広げられ、本日最終日を迎えた。
地元の石原颯や岡山の太田海也ら若手の活躍が期待されたが二次予選で勝ち上がりを逃すなど、中国・四国勢は苦戦を強いられ、決勝進出を果たしたのは香川雄介のみとなった。一方で躍動したのが関東勢。レース巧者ぶりを発揮した眞杉匠や、S級S班の宿口陽一、横の動きを見せた佐々木悠葵、初日落車から挽回した吉澤純平の4車が決勝に勝ち上がった。また、牽引力を見せたのは稲毛健太で、準決勝では稲川翔と南修二の2人を引き連れて、ライン上位独占を演出した。
関東4車、近畿3車、そして簗田一輝に地元の香川雄介が続くライン構成で迎えた決勝戦。レースは、打鐘で先行態勢に入った眞杉の番手から抜け出した佐々木が、後ろを気にする余裕を見せながら1着でゴール。初の記念優勝を飾った。

※3日目準決勝レポートはこちら

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【最終日12R=S級決勝】
1/香川雄介(S1・香川76期)
2/南修二(S1・大阪88期)
3/宿口陽一(SS・埼玉91期)
4/佐々木悠葵(S1・群馬115期)
5/吉澤純平(S1・茨城101期)
6/稲毛健太(S1・和歌山97期)
7/眞杉匠(S1・栃木113期)
8/簗田一輝(S2・静岡107期)
9/稲川翔(S1・大阪90期)

【レース展開】
高松記念決勝赤板ホーム

高松記念決勝打鐘手前2コーナー

高松記念決勝、最終ホーム

高松記念決勝、最終バック

高松記念決勝ゴール

誘導以下、6稲毛-9稲川-2南、7眞杉-4佐々木-5吉澤-3宿口、8簗田-1香川で周回。まず簗田が上昇を開始すると、稲毛は突っ張り、簗田は中団4番手に入る。赤板2コーナー前から6番手の眞杉がスパートすると、稲毛も踏み込むが、打鐘過ぎに眞杉が叩き切り関東ラインが主導権を握る。最終HS過ぎに稲川が自力に転じて捲りを打つも、眞杉の番手で佐々木もけん制し、稲川は吉澤の横まで。番手絶好となった佐々木が差し切って優勝のゴール。2着に関東3番手の吉澤、3着に眞杉が粘った。

【最終日12R=高松競輪G3決勝】
2車単4-5 660円(1番人気)
3連単4-5-7 1,950円(2番人気)
決まり手:差し-マーク

高松記念勝者、佐々木悠葵
優勝/佐々木悠葵(S1・群馬115期)
今回戦績:一5・二1・準1・決1
次走出場予定:静岡F1(12月15日~17日)

(記念を)ずっと獲れる感じはなかったので、獲れたらいいと思っていた夢が叶った感じです。今のグレードレースは獲るのがすごく厳しいと思うので、奇跡のようです。最初、関東は別々のラインだと思っていったのですが、関東でまとまりたいと思い、番手を任せてもらえました。眞杉(匠)君はG1で活躍する選手なので、ダッシュもすごいですし、稲川(翔)さんも僕の位置を狙っていたと思います。最後は、眞杉君も頑張ってくれていたので、残せるようにとの思いで頑張りました。今年は、落車などがあって、脳出血や骨盤骨折があったのですが、少しずつ調子が上向いてきているのでいい年になりそうです。次からは、何でもやる選手と認知されると思うので、しっかり気を引き締めて強い気持ちでやっていき、お客様の期待に応えられるように頑張っていきたいです。今日は、関東の結束力で勝てました。これからも関東の応援をよろしくお願いします。

高松記念勝者、佐々木悠葵

高松記念優勝、佐々木悠葵

◆高松G3(最終日)のレポートは2ページ目→

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