TOP > 競輪 > 【松戸競輪G3】岩本俊介が4回目の松戸G3制覇

競輪

2022/12/11

P-Navi編集部

【松戸競輪G3】岩本俊介が4回目の松戸G3制覇

【松戸競輪G3】岩本俊介が4回目の松戸G3制覇

2022年12月11日 松戸競輪G3
開設72周年記念「燦燦ダイヤモンド滝澤正光杯」最終日
※ナイター開催

松戸競輪開設72周年記念「燦燦ダイヤモンド滝澤正光杯」G3は、12月8日から4日間のスケジュールを進め、本日最終日を迎えた。
特にシリーズの注目を集めたのは、地元・南関東勢の活躍と、ただ1人のS班として参戦した清水裕友の動向。まず南関東は、根田空史、北井佑季らが準決勝で姿を消したものの、積極果敢なレースでラインを牽引。力強いレースを連日見せた松井宏佑、そして地元千葉からは岩本俊介、和田健太郎の南関3名が決勝進出を果たした。
また、6月の松戸G3のリベンジに燃える高橋晋也や、ダークホースぶりを発揮した山口翼、磯田旭の茨栃勢らが優出。一方、SSの清水は二次予選で勝ち上がりを逸してしまった。
地元勢が優位にレースを進めるのか、それとも他ラインの抵抗があるのか__。冷たい雨の中のレースとなった決勝は、残り2周半から松井宏佑が他を寄せ付けない先行策に出ると、番手から岩本俊介が捲りで抜け出して優勝。松戸開催のG3で通算4回目の優勝を手にして、ファンの歓声を浴びた。

※3日目準決勝レポートはこちら

***************
【最終日12R=S級決勝】
1/和田健太郎(S1・千葉87期)
2/高橋晋也(S1・福島115期)
3/三谷将太(S1・奈良92期)
4/中西大(S1・和歌山107期)
5/磯田旭(S2・栃木96期)
6/山口翼(S2・茨城98期)
7/松井宏佑(S1・神奈川113期)
8/上田尭弥(S1・熊本113期)
9/岩本俊介(S1・千葉94期)

【レース展開】
松戸競輪決勝、青板バック

松戸競輪決勝、赤板。

松戸競輪決勝、最終ホーム

松戸競輪決勝ゴール

誘導以下、7松井-9岩本-1和田、4中西-3三谷、2高橋、6山口-5磯田、8上田で周回。青板過ぎから山口が上昇を開始すると、青板BS過ぎに松井が突っ張り、南関東勢が先行態勢に入る。すぐさま中西もスパートして主導権を奪いにかかるが、松井はさらにペースを上げて譲らない。最終2コーナーから岩本が松井の番手から捲りで抜け出すと、追走する和田を振り切って優勝のゴール。2着に和田で地元千葉勢のワンツー決着。3着は最終1センター付近から捲り追い込んだ磯田旭が入線。

【最終日12R=松戸競輪G3決勝】
2車単9-1 270円(1番人気)
3連単9-1-5 2,710円(6番人気)
決まり手:捲り-マーク

優勝カップを受ける岩本俊介
優勝/岩本俊介(S1・千葉94期)
今回戦績:特9・二2・準1・決1
次走出場予定:西武園F1(12月24日~26日)

頼りになる後輩達に支えてもらい、後ろも固めてもらって、渡されたバトンの責任が果たせたと思います。松井(宏佑)の気持ちが決まっていたので、何がなんでも千葉から優勝者を出す心積もりでした。(松井)宏佑が強いので、外から追い上げてきた選手は勝手に離れて行った感じでしたね。重いバンクだったと思いますが、(先手を譲らない走りは)すごいと思って、尊敬していました。優勝した瞬間は、宏佑に感謝の気持ちがあふれて、和田さんがいつものように笑顔で迎えてくれました。今年に関しては、南関東の他の自力選手に支えられて決勝に進み、宏佑も頑張ってくれたので、優勝の重みが違いますね。これからもまた一生懸命頑張りますので、応援よろしくお願いします。

優勝した岩本俊介9番車

賞金ボードを掲げる岩本俊介

記念撮影に臨む岩本俊介

 

◆松戸G3(最終日)ピックアップは2ページ目→

12

ページの先頭へ

メニューを開く