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競輪

2022/12/13

P-Navi編集部

ガールズケイリンリブランディング記者会見

ガールズケイリンリブランディング記者会見

「ガールズケイリンリブランディング記者会見」(ガールズケイリン10周年、第3弾)が12月13日、都内ホテルにて行われました。新コンセプトは、『プロスポーツ競技のまんなかへ』。その取り組みの一環として、レース体系、ガールズケイリンのロゴ、ユニフォームの刷新を発表。また、ガールズケイリンリブランディングとして、ガールズケイリン初となる新TVCMも同時に公開されました。

会見スタート

新コンセプト「プロスポーツ競技のまんなかへ」
1:世界に通じるスポーツ性
2:ファンを魅了するアスリート性
3:誰もが楽しめるエンターテインメント性
これを最大化させ、お客様にとっても、選手にとっても、誰にとってもメジャーなプロスポーツを目指していく。

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【新TVCM】
ガールズケイリン新CM

ガールズケイリン新CM

動画はこちら

いつか(Charisma.com)氏のオリジナル楽曲に合わせて、「あさひなぐ」作者・こざき亜衣氏による描き下ろしイラストで躍動感あるガールズケイリンの魅力を表現。

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【新ロゴ】
ガールズケイリン新ロゴ

女子選手全員が主役となって、新たなガールズケイリンを造り上げていくというメッセージを込め、単数所有格を意味するアポストロフィーを削除。

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【新ユニフォーム】
新ユニフォームで登場の小林優香

新ユニフォーム姿の小林優香

「KEIRIN」を強調した競技施行でスポーティーなデザインに変更。
・2022年12月29日の「ガールズグランプリ2022」から先行着用。
・また2022年12月31を節初日とする開催からガールズケイリン選手が出走するすべてのレースで着用。

新ユニフォームの感想を述べる小林優香
小林優香選手(福岡106期)の感想
「とても良い着心地です。今までと違い、シックで洗練されたデザイン。スタイリッシュなので、早くこれを着てレースをしたいです。車番もわかりやすいと思います」

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【ガールズグランプリを頂点とした新たなレース体系」
2023年度より、ガールズグランプリを頂点とした新たなレース体系に変更。男子選手同様に、優勝すればグランプリ出場権が獲得できる開催が増え、ガールズグランプリを目指す新たなシーズンが幕を開ける。
※ガールズケイリンコレクションなどの単発レースは段階的に縮小される。

1:ガールズグランプリを「GP」、「オールガールズクラシック」「パールカップ」「競輪祭女子王座戦」の4つの4レース以上のトーナメントを「GI」と格付け。

2:女子GIの優勝者には、ガールズグランプリ出場権を付与。
【GP】ガールズグランプリ
【GI】オールガールズクラシック、パールカップ、競輪祭女子王座戦
【FII】ガールズケイリンフェスティバル(3R)、女子オールスター競輪(2R)※2024年度からトーナメントを新設

(2023年度)
「パールカップ」
6月13日(火)~15日(木)
於:第74回高松宮記念杯競輪(岸和田競輪場)

「オールガールズクラシック」
10月2日(月)~4日(水) ※女子選手のみによる開催

「競輪祭女子王座戦」
11月21日(火)~23日(木)
於:第65回朝日新聞社杯競輪祭(小倉競輪場)

(2024年度)
「オールガールズクラシック」 4月開催
「パールカップ」 6月開催
「競輪祭女子王座戦」 11月開催

※2024年度の日程及び開催場は後日発表。

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【レース関係】
1:女子選手数
女子レースの拡大を図るため、毎年20名程度を募集。計画的に女子選手数を増加。

2:新設、変更されるレース
(2023年度)
・高松宮記念杯競輪内に4R制×1トーナメントのGI「パールカップ」を新設
・競輪祭内において行われてきた2R制×2トーナメントのガールズグランプリトライアルを4R制×1トーナメントのG1「競輪祭女子王座戦」に変更
・女子選手のみによる開催のGI「オールガールズクラシック」を新設
・例年1月に実施していた「ガールズケイリンコレクショントライアル」を廃止

4月 FII ガールズフレッシュクイーン(単発レース)
5月 FII ガールズケイリンコレクション(単発レース)
6月 GI パールカップ(4レース×1トーナメント)
7月 FII ガールズケイリンフェスティバル(3レース×1トーナメント)
8月 FII ガールズケイリンコレクション ドリーム/アルテミス賞(1レース×2、単発)
10月 GI  オールガールズクラシック(6レース×1トーナメント+2レース×3トーナメント)
11月 GI 競輪祭女子王座戦(4レース×1トーナメント)
12月 GP ガールズグランプリ(単発レース)
3月 FII ガールズケイリンコレクション(単発レース)

(2024年度)
・オールスター競輪のガールズドリームレース、アルテミス賞レースを廃止。「女子オールスター競輪FII」(2R制×1トーナメント)を新設
・日本選手権競輪で実施していた「ガールズケイリンコレクション」を廃止
・「オールガールズクラシック」の開催月を4月に変更
・ウィナーズカップで開催の「ガールズケイリンコレクション」を廃止。4月の記念開催(G3)内で実施していた「ガールズフレッシュクイーン(単発競走)」をウィナーズカップ最終日に変更。

4月 FII ガールズフレッシュクイーン(単発レース)
4月 GI オールガールズクラシック(6レース×1トーナメント+2レース×3トーナメント)
6月 GI パールカップ(4レース×1トーナメント)
7月 FII ガールズケイリンフェスティバル(3レース×1トーナメント)
8月 FII 女子オールスター競輪(2レース×1トーナメント)
11月 GI 競輪祭女子王座戦(4レース×1トーナメント)
12月 GP ガールズグランプリ(単発レース)
3月 FII ガールズフレッシュクイーン(単発レース)

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☆新設トーナメントの特色☆

【パールカップ】
毎年6月に開催される高松宮記念杯競輪において、新たな女子トーナメントが誕生することを記念し、6月の誕生石である「パール(真珠)」を使用した名称とする。
・東西別の勝ち上がりで優勝を争うトーナメント
・東日本地区、西日本地区それぞれの平均競走得点上位者を基本とした計28名(東西各14名)を選抜。

【オールガールズクラシック】
ガールズケイリン10周年記念開催として行われた「ALL GIRL’S 10th Anniversary」のレガシーを継承、発展させ、「本格的な」「格式のある」を意味する「クラシック」を名称に使用し、ガールズケイリンにおいても最も格式高いレースであることを示す。
・女子GIで最多のレース数を誇る最も格式高いトーナメントと位置付ける。
・獲得賞金額上位者を基本とした計42名による選考6レース
・唯一の女子選手のみによる開催として、あっせんによる6レース(2R制×3トーナメント)も併せて実施。

【競輪祭女子王座戦】
「競輪祭」が過去「競輪王決定戦」と称されていたことや「競輪祭新人王戦」が行われていた歴史を踏まえ、競輪祭における女子GI優勝者を決するトーナメントであることを名称から分かりやすく示す。
・当年のガールズグランプリ出場権を賭けた最後のGI。
・単発競走を除く、決勝1位~3位回数上位者を基本とした計28名を選抜。

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【ガールズケイリン小林優香選手、江畑幸子氏(元バレーボール全日本代表)によるクロストーク】

江畑幸子

小林優香

▼ガールズケイリンについて
江畑「特に最近の選手は、皆さん可愛く、美人の選手が多くて、スポーツとしても華があります」
小林「養成所からメークの仕方だったり、インタビューの受け答えだったり、そういうのを学ばせてもらいました」

▼競技年齢について
江畑「私は32歳で引退しましたが、それでもけっこう長くて、『よく頑張ったね』と言われます。選手にはよりますが、(引退は)30代くらいですかね」
小林「ガールズケイリンは、下は19歳から、40代の方までたくさんいらっしゃるので、選手寿命は長い方だと思います」
江畑「引退後はそれぞれだと思いますが、バレーボールの解説や、全く離れて別のことをやられている方もいます」
小林「ガールズケイリンは走れば走る分だけ、そして努力すれば努力した分だけ、稼げる職業なので、そこはすごく魅力的な部分だと思います」

▼プロ競技として
江畑「バレーボールは今、プロ化を目指しているのですが、まだまだプロ選手はごくわずかな企業スポーツ。特に女子でプロ選手は10人くらいと少ないです。男子は、最近人気もなっていて、増えてきているなという印象はあります。
私も企業の社員、プロも両方経験しました。プロは年俸になるので、選手である以上、プロでやるのはモチベーションが高いと思います」

小林「ガールズケインでは、賞金ボードをもらったときはすごく嬉しいですし、それを取るために全力で頑張っているので、すごく魅力的です」

▼競技環境
小林「小2からずっとバレーボールをして、自転車経験がないまま競輪養成所に入って。1年間、つきっきりで先生方が見てくれて。デビューしてからも、良いレースができて優勝も重ねられて、本当にありがたい環境でした」

江畑「バレーボールは、1部リーグはかなり良くなってきていると思います。でもその下の、2部リーグなどレベルが下がると、まだまだ会社に行ってから練習したり、練習時間が取れなかったりと、厳しい環境で頑張っている方も多い。大好きなバレーだけで、裕福にやっていけるには、全日本に入ったり、有名選手などごくわずかだと思います」

▼女子アスリートを目指す方へアドバイス
江畑「バレー選手から競輪選手になる方も多いですし、早く競技を変えるのは勇気ある決断。さらに競輪で結果も、出されているので、自分を見極めて変える努力も素晴らしく、そこへの努力も必要だと思いました」

小林「私は、バレー選手として163センチしかなく小柄でしたし、競技人口が多い中で、上を目指していくことが難しいと感じていました。そこで、ロンドン五輪の自転車競技を見て、これなら五輪に行けると思って、勢いでその世界に飛び込みました。公言していた五輪出場は達成できてよかったです」

▼これからのガールズケイリンへの期待
江畑「ガールズは昨年、グランプリを見させていただきまして、小林選手のような可愛くてきれいな選手が多くて。さらにスポーツとしても魅力的。私はルールに詳しくなかったのですが、それでも熱く応援できるスポーツだとわかりました。みなさんの努力もすごく伝わるスポーツなので、たくさんの人にもっともっと見てほしいなと思います」

小林「私も他競技から競輪の世界飛び込んだので、いろいろな競技の方が第2の人選として競輪を選ぶのは一つの道。もっともっとガールズケイリンが、日本の競輪がいろいろな人に知ってもらって、メジャーなスポーツになればいいなと思います」

※抜粋

トークを終えた江畑幸子と小林優香

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