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競輪

2022/12/17

P-Navi編集部

広島競輪G3(3日目)レポート

広島競輪G3(3日目)レポート

2022年12月17日 広島競輪G3
開設70周年記念「ひろしまピースカップ」(3日目)

※レインボーカップA級ファイナル(前検日)レポートはこちら
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【広島競輪G3(3日目)10R=S級準決勝】
広島記念10RS級準決勝
赤板で前を抑えた松坂洋平が、後方の動きを警戒しつつ、ペースを上げて先行態勢に入っていく。中団に竹内翼、7番手に寺崎浩平で最終HSを通過。寺崎が最終2コーナー過ぎから猛然と捲り追い込むも、松坂マークの田中晴基が差し脚を伸ばして1着。南関東ラインを追った山田敦也が2着。寺崎は大外強襲も3着まで。

田中晴基
1着/田中晴基(S1・千葉90期)
今回成績:一3・二4・準1
G3優勝:2回(17年12月別府記念)

今日は自分自身の競走得点がかかっていて、デビュー戦以来、一番余裕がなかったです。僕が焦らなければ(松坂洋平を)残せたのかなと思います。先輩に先行してもらっているので、やれることをやろうと思っていましたが、最後に焦って、踏ませてもらいました。ラインに助けられただけですが、決勝まで進めているので、調子はいいと思います。
決勝は、坂井君に付けます。

山田敦也
2着/山田敦也(S2・北海道88期)
今回成績:一2・二4・準2
G3優勝:0回
G3決勝:14回目(22年8月函館以来)

(松坂洋平の)スピードのノリが良かったので、チャンスがあるなと思いました。最後は内にシビアに攻めてくる選手が多かったので、無駄に外のコースを踏まないようにして、2着まで行けたので嬉しいです。昨年、今年となかなかチャンスがこなかったので、準決勝を乗り越えられたのは大きいです。街道練習を増やしたら、リズムがよくなり力まず進むようになってきましたね。
決勝は、松浦君の番手。一度付いてみたかった。

寺崎浩平
3着/寺崎浩平(S1・福井117期)
今回成績:特4・二1・準3
G3優勝:0回
G3決勝:3回目(21年12月伊東以来)

本当は、最終HSでカマすイメージで仕掛けたかったのですが、仕掛けどころを無くしてしまい、レース内容は最悪です。しんどいレースでしたが、スピードのノリはいい感じがあったので、ギリギリ届くか、届かないか。脚の感じは昨日より良かったです。明日は、ピリッとしたレースができたらと思います。
(決勝は)自力です。

10Rレース結果

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【広島競輪G3(3日目)11R=S級準決勝】
広島記念11RS級準決勝
打鐘で原田研太朗が坂井洋を抑えて先頭。そのまま原田がレースの主導権を握っていく。原田マークの久米良がゴール前、差し脚を伸ばして1着。逃げた原田が2着に粘り、徳島ワンツー決着。中団から外に持ち出した坂井洋が3着に入線した。

久米良
1着/久米良(S1・徳島96期)
今回成績:特落・二3・準1
G3優勝:0回
G3決勝:4回目(22年1月立川以来)

湊(聖二)さんが落車されたので、素直に喜べませんが、ワンツーが決まったことは良かったです。初日に落車したわりには、最小限で体のダメージを止められているので、昨日、今日とそれなりの走りができていると思います。しっかり体を仕上げて、優勝を目指したいです。
決勝は、犬伏君の番手。

原田研太朗
2着/原田研太朗(S1・徳島98期)
今回成績:一2・二1・準2
G3優勝:5回(22年1月豊橋記念)

メンバー的に自分はチャレンジャー。同県3人での連携だったので、後ろからの組み立てを考えました。坂井(洋)が中団にいたら、ペースで流すつもりだったので、落ち着かせてから仕掛けました。脚の感じは寒いわりに動いているし、バンクの相性がすごくいいです。疲れがあるので、しっかり休みます。
決勝は、自力で頑張ります。

坂井洋
3着/坂井洋(S1・栃木115期)
今回成績:特2・二1・準3
G3優勝:1回(21年11月四日市記念)

もう少し力を出したかったですね。脚の感触は、いつも通りで悪くないと思います。
(決勝は)自力。

11Rレース結果
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【広島競輪G3(3日目)12R=S級準決勝】
広島記念12RS級準決勝
赤板で笠松将太が先頭に立つと、打鐘前に石塚輪太郎も仕掛けるが、笠松が譲らずに関東ラインが主導権取り。打鐘過ぎに犬伏湧也がスパートすると、逃げる関東ラインを2コーナーで捕えて、マーク松浦悠士と抜け出す。両者を石塚が追うが、松浦がけん制しつつ、差し切り1着。2着に犬伏で中四国ワンツー。3着に石塚が入線した。

松浦悠士
1着/松浦悠士(SS・広島98期)
チャリレンジャー(スポンサード選手)
今回成績:特6・二1・準1
G3優勝:17回(22年9月岐阜記念)

(犬伏湧也の)ダッシュがすごくて車間が空いてしまいました。なんとか追いついて、良かったです。その後は余裕がありましたが、石塚(輪太郎)君がジワジワと迫ってきていたので、上手くサポートできたかなと。調子がいいのか悪いのか、ちょっと分からないところがありますね。何としても優勝したいので、しっかり準備します。
決勝は、自分で。自力自在に何でも。

犬伏湧也
2着/犬伏湧也(S2・徳島119期)
今回成績:一3・二1・準2
G3優勝:0回
G3決勝:初

色々な展開パターンを考えていたので、落ち着いてレースに臨めました。踏み出した感じは、この3日間で一番良かったと思いますし、レースの流れを見て、仕掛けられたと思います。今開催は色々な走りで着を取れていますし、踏めている感じがあるのでいいと思います。記念の決勝は初めて。嬉しい反面、頑張らないといけないと思っています。
(決勝は)自力です。

石橋輪太郎
3着/石塚輪太郎(S1・和歌山105期)
今回成績:一・二・準3
G3優勝:0回
G3決勝:4回目(21年8月小田原以来)

勝負どころで犬伏(湧也)君の前にいないと勝負にならないと思ったので、初手はその後ろからの組み立てを考えていました。打鐘で脚力を使っていたので、道中では脚が一杯いっぱい。ゴール前は必死でした。今日は、脚を使い前々に攻めての3着なので、内容のあるレースだったと思います。調子はいいですね。
決勝は、寺崎に任せて頑張ります。番手です。

12Rレース結果
※G3優勝の( )は前回の優勝
※G3決勝の( )は直近の優出

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【最終日・12R=S級決勝】
1/松浦悠士(SS・広島98期)
2/坂井洋(S1・栃木115期)
3/久米良(S1・徳島96期)
4/原田研太朗(S1・徳島98期)
5/寺崎浩平(S1・福井117期)
6/山田敦也(S2・北海道88期)
7/犬伏湧也(S2・徳島119期)
8/田中晴基(S1・千葉90期)
9/石塚輪太郎(S1・和歌山105期)

注目の並び想定は
1松浦-6山田
2坂井-8田中
7犬伏-3久米
5寺崎-9石橋
4原田

決勝は、地元の松浦悠士の番手に、山田敦也が付く即席ライン。
坂井洋の番手には田中晴基が付く2車ライン。
徳島は、犬伏湧也の番手に久米良が付き、原田研太朗は別線を選択して単騎。
寺崎浩平に、石塚輪太郎が結束する近畿2車のライン構成となった。

KEIRINグランプリに弾みを付けたい松浦は、何としても優勝して、地元記念連覇を達成したいところ。
だが、好調の坂井やダッシュ力のある寺崎も怖い存在。準決勝では松浦との連携だった犬伏だが、決勝は別線。記念初優出の犬伏だが、今節は動き良く、決勝もその動向がレースのカギを握りそうだ。
どのラインにもチャンスがある、混戦必至の一戦を制するのは果たして……!?

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【広島競輪レポートプレイバック】
2021年12月広島記念G3
優勝:松浦悠士
2021年5月全プロ記念競輪F2
優勝:松浦悠士
2021年3月玉野G3in広島
優勝:松浦悠士
2020年12月広島記念G3
優勝:野原雅也
2019年12月広島記念G3
優勝:岡村潤
2018年12月広島記念G3
優勝:松浦悠士
2017年12月広島記念G3
優勝:村上博幸

※レインボーカップA級ファイナルの選手紹介は次ページをご覧ください。

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