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競輪

2022/12/29

P-Navi編集部

【平塚GPシリーズ】KEIRINグランプリ2022

【平塚GPシリーズ】KEIRINグランプリ2022

2022年12月28日 平塚競輪場
KEIRINグランプリ2022シリーズ
KEIRINグランプリ2022(前検日)

いよいよ明日(12月30日)、平塚競輪場で今年の競輪界の頂上決戦「KEIRINグランプリ2022」が開催されます。
今年はチャリレンジャー(弊社スポンサード選手)から史上初となる4選手がグランプリに出場を決めました。
古性優作選手、郡司浩平選手、松浦悠士選手、脇本雄太選手の4名に、今年のKEIRINグランプリにかける思いをインタビュー。
頂上決戦を制するのは、果たして__!?

※ヤンググランプリ2022レポートはこちら

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\KEIRINグランプリ・チャリレンジャー出場/
1番車:古性優作選手(大阪100期)
古性優作

「気持ちの強さは僕が一番だと思っています」

-まずGP覇者として臨んだ今年を振り返ると?
「今年は全日本選抜を優勝することができたのですが、レース内容は全く嬉しくありませんでした。そこから、また気を引き締めて、高松宮記念杯を優勝をすることができたので、そこまでは良かったですね。それ以降は失速しました」

-原因はどこでしたか?
「高松宮記念杯の前に、股関節を痛めてしまって。その影響が、後半戦にも響きました。今はウエイトもしていないですし、もう大丈夫です」

-GPチャンピオンユニホームでの経験値は?
「あのユニホームを着てみて初めて知ったことなのですが、近畿の選手として走ることの方が重圧がありましたね」

-今年は脇本雄太選手との連携になります。
「昨年は単騎で寂しかったのですが、今年は脇本さんという頼もしい味方がいるので。今年は脇本さんの動きを見て、という形になるので、そこは全然違いますね。でも、力を出し切ることに違いはないです」

-グランプリ連覇への気持ちは?
「もちろん、ありますね。今から練習しても強くならないですし、とにかく強い気持ちを持つこと。1着になることだけを考えて、頑張ればいいかなと思います。グランプリは村上(義弘)さんから『1回優勝したら、また味わいたいもの』と教えてもらいました。1回目の出場で優勝を達成できましたし、あの嬉しさを忘れることができない。村上さんの分も、脇本さんと良い連携をしたいと思います」

-29日は1日あきますが、過ごし方は?
「自転車に乗れる時間は乗って、しっかり筋肉をしめていきたいですね」

-一発勝負のグランプリで、心がけるところは?
「気持ちが一番強い人が優勝すると思っています。そこは、僕が一番強いと思っていますね」

-最後にチャリロトユーザーにメッセージを。
「いつも応援ありがとうございます。自分ができることをしっかりして、一生懸命、頑張りたいと思います」

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2番車:郡司浩平選手(神奈川・99期)
郡司浩平

「自分の持つ力を100%出していきたい」

-今年ここまでの戦績を振り返ると?
「前半戦はG1で期待に添える結果とはいかなかったです。落車もあって、満足しているわけではないですが、後半戦の結果としては、安定した成績を残せて、いい形でグランプリに臨めてよかったなと思います」

-結果が供わなかった前半戦に焦りはなかったですか?
「そこまでは焦っていなかったですね。もちろん、安全圏のラインではなかったのですが、結果は出ていなくても、手応えが悪くなかったので、あとは結果が付いてくれればという思いでした」

-やはり平塚グランプリは年頭から大目標でしたか?
「一昨年の平塚グランプリの時は、そういう意識があったのですが、今年は平塚での開催というよりも、今年もグランプリに出たいという、より純粋な思いでしたね」

-うまく流れを引き寄せられた?
「自分からそれを引き寄せられれば一番いいですけどね(笑)。良い時も、悪い時もあるので、流れが良くなったときに、チャンスをしっかりとものにしたいという思いはありました」

-競輪祭が終わってから、ここまでは?
「計画的にできましたし、特に不安なことなく、来られました。やることはやってきたと思います」

-地元グランプリの直前ですが、心境は?
「グランプリは4回目になりますが、例年よりも雰囲気を楽しめて、落ち着いて、競輪場に入れています。今までは、グランプリが来たな!という感じで、もちろん今年もその気持ちはあるのですが、今年はそれ以上に、落ち着いて楽しめていますね」

-今年は単騎のレースになります。
「車番も決まって、レースもイメージしやすくなりました。でも、単騎の選手が、僕を含めて3人。難しいレースになるかなとは思いますが、その中でも、しっかりと自分を信じるレース運びができたらいいかなと思います」

-地元グランプリのアドバンテージはありますか?
「今は平塚で練習していますし、バンクの特徴だったり、グランプリと同じ環境の中で練習できているのは、有利かなというところは、多少ありますね」

-29日は1日あきますが、過ごし方は?
「特に変わらずに、自然にいつも通り過ごしたいと思います。G1でも1日あくことがありますし、昨年からグランプリの前検は1日遅くなったので。気持ち的にも高めていけると思います」

-一発勝負のグランプリを戦う上でのポイントは?
「グランプリは、1レースそこだけ。勝ち上がりもない。優勝以外は全部一緒だと思っています。しっかりと自分の持っている力を100%出せる準備をしていきたいですね」

-最後にチャリロトユーザーにメッセージを。
「1年間の応援ありがとうございました。まだ、グランプリが残っているので、しっかりと自分らしい走りをしたいです。そして、有終の美を飾れるように、悔いのないように走りたいと思います。今年はG1優勝できませんでしたが、笑って、いい締めくくりにしたいですね」

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5番車:松浦悠士選手(広島98期)
松浦悠士

「ここを勝って、賞金王になりたい」

-今年の評価は「納得できる走りではなかった」とのコメントでしたが。
「G1タイトルも獲れていないし、優勝回数も昨年より少ない。それに、良いレースしたなという回数も少なかったと思います。ただ、賞金王を目標にしているので、このグランプリを勝てば、目標は達成できる。1年間、良かったなと思えるような走りをしたいですね」

-12月広島記念に出場して優勝。このレースに出た意義は大きい?
「はい、大きかったですね。あの状態のまま、グランプリに向かっていたらと思うと、少しどうだったかなと思う部分がありました。現状のコンディションに対して、どう向かっていくか。そこが掴めました。不安があったわけではないのですが、走ってみた時に『あれ?』と感じたので」

-地元優勝してグランプリへの弾みがつきました。
「そうですね。みんなの応援、声援を聞いてから、グランプリに向かうと、いつもより力が出ると思います。地元記念を優勝して、グランプリを迎えられたことは良かったですね」

-今年で4回目のグランプリですが、メンバーの印象は?
「新山君が入ったことで、だいぶ考えることが増えたと思います。どうしようかなという感じですね。単騎ですし、相手と自分の力関係、ライン構成。いろいろ考えて、可能性をどこまで高めていけるかだと思います」

-今、お話に出た通り、初の単騎でのグランプリ出場になります。
「正直、どう動こうかは決まっていないですし、イメージはありますけど、スタートの並びから、相手がどう思って、どういう作戦で来るか。昨年に比べると、一人で戦う不安は大きいですね。昨年までは(清水)裕友もいたので、過ごし方も相談しあえましたが、今年は一人。ちゃんと走れるか、良い状態で走れるか、そこが今までとは違いますね」

-最後にチャリロトユーザーにメッセージを。
「目標の賞金王になるためには、グランプリ優勝しかない。精一杯、頑張りたいと思います」

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9番車:脇本雄太選手(福井94期)
脇本雄太

「近畿ワンツーをGPでも実現させたい」

-まずは今年の競走の振り返りをお願いします。
「S級1班になっても、見られ方はS級S班と変わらない対応で、一筋縄ではいかない一年でした。期待されているのも大きいし、1着を取らないといけない使命との戦い。また、昨年はケガに悩まされて、今年はそのケガとも戦いながら、前半戦はうまくいったと思いますけど、共同通信社杯あたりからは、調子があまり良くなかったのかなと。それでも、状態自体はキープできていると思います」

-今年は脇本選手のコメントでも「キープ」という言葉が多かったように思えます。
「ナショナルチームを離れて、拠点を静岡から福井に移しました。福井では静岡と同じ環境にはならないので、まず、できることはキープすることが大事だと思っていました。少しずつ、落ちているかなとは思っているので」

-逆に福井に移したメリットはありますか?
「一番は、近畿の選手を、全体的に引き上げたいということですね。そのために、自分が出せる情報は全部出したいと思っていて、今はその段階です。今月も大阪で、近畿代表を連れて合宿をしました。全体合宿をしっかりやって、今後の近畿地区の底上げをしたいと思います。これは、以前から村上(義弘)さんがやっていたこと。古性君と2人で連携しながら、やっていきたいと思っているところです」

-グランプリは今年で4回目となります。
「グランプリは4回目なので、慣れた感じなんですけどね。前回も平塚で、感覚的にも変わらないです。グランプリ当日にならないと、モチベーションの変化も分からないと思うので、それまではリラックスして、過ごしたほうがいいかなと、僕は思っています。ただグランプリだからといって、特別なことはせず。自分の出せる力を存分に出したいと思います」

-一発勝負のグランプリで心がけるポイントは?
「特に心がけるところはなく。グランプリは、このレース自体が常にタイトル戦のイメージ。G1決勝の心境と同じだと思います」

-今年は脇本選手の番手を古性選手が回る、近畿2車で挑みます。
「古性君とは今年も何回も連携して、ワンツー率も高い。それをグランプリでも実現したいと思います」

-最後にチャリロトユーザーにメッセージを。
「今年からチャリロト(ロゴが入った)ユニホームで一緒に走ることになりましたが、一発目のオールスターも優勝できましたし、充実していました。近畿2車ですが、しっかりとインパクトあるレースでワンツー決めたいと思います」

KEIRINグランプリ2022出場9選手紹介は2ページ目をご覧ください!→

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