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競輪

2023/01/21

P-Navi編集部

大宮競輪G3(準決勝)レポート

大宮競輪G3(準決勝)レポート

2023年1月21日 大宮競輪G3
東日本発祥74周年「倉茂記念杯」(3日目)

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【大宮競輪G3(3日目)10R=S級準決勝】
大宮記念10RS級準決勝
赤板から上昇した深谷知広が、最終HSで3番手外並走からスパートして主導権取り。最終2コーナー過ぎから新山響平が捲りを打つと、好回転で南関ラインに迫る。直線で深谷を捕えた新山が捲り切って1着。新山のダッシュで車間はあいたものの、マークの佐藤慎太郎が2着で北日本SSのワンツー。3着には深谷が逃げ粘った。

新山響平
1着/新山響平(SS・青森107期)
今回成績:特8・二2・準1
G3優勝:4回(20年3月玉野)

今日は風が強いことが分かっていて、長い距離を仕掛けるのは持たないかもしれないと考えていました。深谷(知広)さんが早い段階から脚力を使っていたので、展開が向いたと思います。自転車の出は良かったです。体調もすごくいいと思いますが、自転車の上ではイマイチ。セッティングですかね。
決勝は、自力。優勝できるように頑張ります。

佐藤慎太郎
2着/佐藤慎太郎(SS・福島78期)
今回成績:特4・二1・準2
G3優勝:10回(22年4月平塚)

深谷(知広)の先行を捲れる選手は、なかなかいないので、(新山)響平が強いと思います。状態は、上向きつつある感じ。春先ぐらいに、さらに良くなってくれるといいですね。
決勝は、(新山)響平の後ろ、番手。

深谷知広
3着/深谷知広(S1・静岡96期)
チャリレンジャー(スポンサード選手)
今回成績:特7・二1・準3
G3優勝:17回(22年8月小田原)

風の強い中で先行できたことは、評価できると思います。さらに修正して、頑張ります。決勝に向けて、しっかり準備して、戦える状態で挑めるようにします。
決勝は、郡司(浩平)君の番手。

10Rレース結果

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【大宮競輪G3(3日目)11R=S級準決勝】
大宮記念11RS級準決勝
打鐘で郡司浩平が先頭に立つと、根本哲吏も上昇して、郡司をかわしていく。最終HSで森田優弥が仕掛けると、根本も合わせて踏んで主導権争いへ。この勝負は最終BS過ぎに出切った森田に軍配も、最終2コーナーから郡司が捲りで抜け出して1着。郡司マークの萩原が2着で南関ワンツー。単騎の月森亮輔を、森田マークの宿口陽一がゴール前でかわして3着に入線した。

郡司浩平
1着/郡司浩平(SS・神奈川99期)
チャリレンジャー(スポンサード選手)
今回成績:特3・二1・準1
G3優勝:15回(22年10月熊本記念in久留米)

最終周回では、前団が踏み合い、スピードが合っていたことで僕に展開が向きました。でも、打鐘過ぎに根本(哲吏)の仕掛けに踏み遅れているし、すんなり森田(優弥)が先頭に立っていたら、苦しい展開になっていたと思います。どんな形であれ、勝つことが大事、ラインでワンツーできて良かったです。
決勝は、自力。

萩原孝之
2着/萩原孝之(S1・静岡80期)
今回成績:一2・二2・準2
G3優勝:1回(13年4月西武園)

最終2センター付近では、森田(優弥)がけん制してくるかなと思い、警戒していました。(郡司の捲りに付いていき)苦しい中で、通過でき良かったです。この競走得点(101点)で、決勝にいけるのは大きいですね。状態は申し分ないです。
決勝は、郡司、深谷の後ろ。

宿口陽一
3着/宿口陽一(S1・埼玉91期)
今回成績:特2・二1・準3
G3優勝:2回(22年10月京王閣)

根本(哲吏)君の抵抗が予想外でしたが、森田(優弥)君が最後まで頑張ってくれたおかげですね。気持ちは昂っています。明日は、自分のできることを精一杯やりたいと思います。
決勝は、関東の3番手。気持ちで頑張ります。

11Rレース結果

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【大宮競輪G3(3日目)12R=S級準決勝】
大宮記念12RS級準決勝
中川誠一郎が3番手の吉田有希の横まで上昇。打鐘で前受けの皿屋豊が踏み、吉田はそのまま3番手、中川は引いて7番手の隊列となる。吉田は中川の動きを警戒しつつ、最終HSからスパート。皿屋も先手譲らずに踏み込むが、三谷将太のけん制をかわした吉田が番手に入る形となる。最終BSから中川が捲りを打つも、吉田マークの平原康多がけん制。皿屋の番手から吉田は最終2センター付近で踏み出すと、後続を振り切って1着ゴール。差し迫るも平原が2着。3着は中川マークの中本匠栄が入線した。

吉田有希
1着/吉田有希(S1・茨城119期)
今回成績:特5・二2・準1
G3優勝:0回
G3決勝:3回目(22年10月京王閣以来)

ライン4車を活かせなかったので、100点満中で20点くらいですね。脚の状態はすごくいいです。ケアが効いていますし、決勝は凄いメンバーと走れるので、学ぶことも多いと思います。一矢報いることができるように、頑張りたいです。
決勝は、自力です。3人力を合わせて頑張ります。

平原康多
2着/平原康多(SS・埼玉87期)
今回成績:特1・二1・準2
G3優勝:31回(22年7月弥彦)

レース中、バックを踏むなど色々と対応できていたので、状態は悪くないと思います。(吉田)有希がレース内容に悔しがっていました。毎回、思い通りにはレースをさせてもらえない中、ラインで助け合って勝ち上がれたらと、いつも思っています。
決勝は、初日特選同様に(吉田)有希を先頭に、自分が番手です。いつも通り平常心でやります。

中本匠栄
3着/中本匠栄(S1・熊本97期)
今回成績:特6・二1・準3
G3優勝:0回
G3決勝:11回目(22年12月伊東以来)

初手は、嫌な並びでした。最終BSでは、(中川)誠一郎さんが凄いスピードだったのですが、けん制があり、内に降りました。脚がいっぱいでしたね。吉田(有希)君、平原(康多)さんが前にいて、3着確保が限界だった気がします。初日を除いて今日までは、自分で思った通り走れていると思います。
決勝は、位置を決めずに単騎で走ります。

12Rレース結果

※G3優勝の( )は前回の優勝
※G3決勝の( )は直近の優出

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【最終日12R=S級決勝】
1/平原康多(SS・埼玉87期)
2/郡司浩平(SS・神奈川99期)
3/佐藤慎太郎(SS・福島78期)
4/宿口陽一(S1・埼玉91期)
5/中本匠栄(S1・熊本97期)
6/萩原孝之(S1・静岡80期)
7/新山響平(SS・青森107期)
8/吉田有希(S1・茨城119期)
9/深谷知広(S1・静岡96期)

注目の並び想定は
8吉田-1平原-4宿口
2郡司-9深谷-6萩原
7新山-3佐藤
中本(単騎)

決勝は、吉田有希の番手に平原康多、宿口陽一で結束する関東3車。
郡司浩平の後ろに深谷知広と萩原孝之が付く南関ライン。
新山響平と佐藤慎太郎の北日本勢。
中本匠栄は位置を決めず、単騎の競走となった。

初日特選同様の並びとなった関東勢。先頭を任された吉田が積極的な走りで、ラインの上位独占を狙ってくるに違いない。番手の平原は大宮記念3連覇中で、吉田の主導権取りから、地元記念4連覇に挑む。しかし、南関東も初日と同じく郡司、深谷と並び、巧みなレースメイクで攻勢に出る可能性も大きく、展開想定が増えそうだ。
また、準決勝で力強い捲りを放った新山と状態が上向いてきたと話す佐藤の動向や、単騎で一発を狙う中本の戦い方も注視したい。混戦が予想される一戦に注目です。

※大宮競輪G3(3日目)注目選手ピックアップは次ページをご覧ください。

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