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競輪

2023/03/02

P-Navi編集部

第123・124回生 卒業記念レース

第123・124回生 卒業記念レース

日本競輪選手養成所
第123・124回選手候補生 卒業記念レース

日本競輪選手養成所を舞台に3月1日と2日の2日間、無観客レースで実施された「第123・124回選手候補生卒業記念レース」。
初日の予選を経て、2日目の午前に女子の予選3回戦、そして男子の準決勝が争われ、午後に行われる決勝進出者が決定。
注目の決勝は、第123回生は荒川達郎候補生(埼玉)が卒業記念チャンピオンに、第124回生は松井優佳候補生(大阪)が卒業記念クイーンの栄冠に輝いた。

123期、124期は3月3日の卒業式を経て、3月10日に選手登録。
下記日程での競輪ルーキーシリーズで、デビュー戦を迎える。

4月30日~5月2日 宇都宮
5月5日~5月7日 四日市
5月26日~5月28日 松戸
6月1日~6月3日 福井

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【123回生 男子決勝戦】
1/荒川達郎(埼玉23歳)
2/佐藤壮志(熊本19歳)
3/黒瀬浩太郎(広島23歳)
4/出口謙一郎(岐阜23歳)
5/保田浩輔(岡山23歳)
6/竹澤雅也(福井21歳)
7/浮島知稀(群馬22歳)
8/山元大夢(石川23歳)
9/斉藤樂(宮城20歳)

【レース経過】
123回生卒業記念レース決勝周回中

123回生卒業記念レース決勝打鐘

123回生卒業記念レース決勝最終HS

123回生卒業記念レース決勝最終BS

123回生卒業記念レース決勝ゴール

8山元、9斉藤、1荒川、2佐藤、3黒瀬、4出口、7浮島、5保田、6竹澤で周回。赤板で荒川が動いて前を抑えると、出口がすかさず仕掛けて打鐘で前団を叩いて主導権取りに出る。2番手に佐藤、3番手に保田、4番手に荒川の隊列で最終HSを通過。最終HSから黒瀬も巻き返しを図るが、前団で佐藤、保田がそれぞれ捲りを仕掛ける。両者のさらに外を浮島が捲りでとらえて抜け出すも、中団からうまくスイッチした荒川がゴール前で差し切り1着。2着に浮島、3着に直線伸びた竹澤が入線した。

荒川達郎候補生
優勝/荒川達郎(埼玉23歳)
成績:3着・1着・1着・1着

決勝は仕掛けが遅くなると思っていたので、先行を狙っていましたが、思いのほか、皆の仕掛けが早かったです。中団は取れていたので、先行ではなく、1着を狙うように切り替えました。ギリギリ届いてよかったです。
昨日の1レース目は3着で、あまり良い感触はなかったのですが、レースが進むにつれて、感触も良くなってきて、決勝1位で終わることができて良かったです。ここからが本番なので、すぐに活躍できるように、練習を頑張りたいです。お客様に安心して買ってもらえるような選手になりたいと思っています。

【プロフィール】
平成11年6月30日生まれ、23歳
出身地:埼玉県
ホームバンク:大宮競輪場
師匠:太田真一(75期)
自転車以外のスポーツ歴:(スキー19年間、バトミントン3年間、サッカー・水泳4年間)
脚質:スプリンター

2着/浮島知稀(群馬22歳)
残り2周で急にレース展開が早くなったので、後ろで見ていて、自分の行けるタイミングで捲っていきました。最後は獲れたと思ったのですが、荒川さんが来ていたので、結果を聞くまで分からなかったです。1着を目指していたので悔しいですが、自分の全力は出せたので後悔は無いです。関東は強い先行選手の先輩がたくさんいるので、自分も先行で関東を代表する選手になりたいと思います。

3着/竹澤雅也(福井21歳)
最初は前を取ろうと思っていましたが、取れなかったので、後方から前の動きを見て、最後に踏み込めたらいいかなと。3着に入れたのは、素直に嬉しいです。近畿には強い先輩方がたくさんいるので、前を任せてもらえるような強い走りをチャレンジ戦からしっかりしていきたいと思っています。


2着の浮島候補生(左)、優勝の荒川候補生(中央)、3着の竹澤候補生(右)

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