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競輪

2023/11/12

P-Navi編集部

【四日市競輪G3】浅井康太が6回目の地元G3優勝!

【四日市競輪G3】浅井康太が6回目の地元G3優勝!

2023年11月12日 四日市競輪
開設72周年記念「泗水杯争奪戦」G3(最終日)
※ナイター開催

4月以来、今年2回目のG3開催となる四日市競輪開設72周年記念「泗水杯争奪戦」G3が11月9日より行われ、本日最終日を迎えた。
目前に競輪祭を控えた今大会は、出場予定選手にとって、調子を確かめる絶好の機会ともなり、熱戦が展開された。シリーズの注目は、オールスターのアクシデントから復帰戦となった脇本雄太。初日特選こそ2着も、二次予選、準決勝と連勝で決勝まで勝ち進んできた。一方で、S級S班の平原康多が2次予選、新田祐大は準決勝でレースを支配できず勝ち上がりを逃すなど混戦となった。そして、先述の脇本をはじめ、4月の当地G3を優勝している地元の浅井康太や、当地で記念優勝の実績ある坂井洋、小川真太郎や和田健太郎など9選手が、その混戦を勝ち抜き、決勝に名を連ねた。

注目の決勝は、先行する坂井を最終BS6番手から捲って出た浅井が、最後の直線で抜けだし1着でゴール。浅井は6月の大垣以来33回目のG3制覇を果たすと同時に、6回目となる地元G3優勝を飾り、地元ファンの大声援にこたえた。

※準決勝のレポートはこちら

【四日市競輪G3(最終日)12R=S級決勝】
1/脇本雄太(SS・福井94期)
2/浅井康太(S1・三重90期)
3/坂井洋(S1・栃木115期)
4/小川真太郎(S1・徳島107期)
5/和田健太郎(S1・千葉87期)
6/栗田貴徳(S2・愛媛93期)
7/橋本強(S1・愛媛89期)
8/川口公太朗(S2・岐阜98期)
9/南修二(S1・大阪88期)

【レース展開】
四日市競輪開設72周年記念泗水杯争奪戦G3S級決勝赤板

四日市競輪開設72周年記念泗水杯争奪戦G3S級決勝打鐘

四日市競輪開設72周年記念泗水杯争奪戦G3S級決勝最終HS

四日市競輪開設72周年記念泗水杯争奪戦G3S級決勝最終2コーナー

四日市競輪開設72周年記念泗水杯争奪戦G3S級決勝ゴール

誘導以下、4小川-7橋本-6栗田、2浅井-8川口、3坂井-5和田、1脇本-9南で周回。赤板、打鐘を過ぎても隊列は変わらず。打鐘過ぎに坂井がスパートし、最終HS前に小川を叩いて主導権取りに出る。坂井の先行で、小川が3番手、浅井が6番手、脇本は8番手の態勢で最終HSを通過。脇本は8番手から巻き返しの捲りを狙うが、6番手の浅井も最終2コーナーから合わせて捲り発進。浅井のスピードが上回り、脇本は外に浮いて後退。浅井は最終4コーナーで先頭に躍り出ると、そのまま後続を振り切って優勝のゴール。坂井マークの和田が直線伸びて2着、浅井マークの川口公太朗が3着に入線した。

【四日市競輪G3(最終日)12R=S級決勝・結果】
2車単2-5 4,260円(11番人気)
3連単2-5-8 18,010円(48番人気)
決まり手:捲り-差し

四日市競輪開設72周年記念泗水杯争奪戦G3勝者浅井康太
優勝/浅井康太(S1・三重90期)
今回成績/特3・二3・準1・決1
次走出場予定/小倉競輪祭G1(11月21日~26日)

小川(真太郎)が前を取って、僕らのラインが中団だった時、打鐘でペースが緩んだら仕掛けるつもりを2パーセントくらい持っていました。その2パーセントで、自力をやっているところがあり、その気持ちで仕掛けることができる。あとはイチかバチかですね。坂井(洋)が打鐘で仕掛けたあと、少しペースが緩んだので、そのタイミングで余裕を持って脇本(雄太)の反応を見てから、仕掛けられたのが大きかったですし、坂井君が凄くかかっていて、いい先行だったので、脇本も捲れなかったかもしれないですね。僕はいいタイミングで行けて、最後まで踏み切れたことが優勝に繋がったと思います。
あとは、2日目の脇本君の後ろで離れたのですが、最後まで踏み切れた感触が決勝のゴール前と似ていて、我慢ができたことも繋がったのかなと。しっかり反省点を活かせたのと、今シリーズの調子にしっかり向き合えたところも、いい結果に繋がったのかなと思います。
中部地区の若い選手は、僕でもできることをやらないと、一流選手にはなれないし、僕より弱かったらダメだと思う。業界的には結果が全てだと思うので、見て学んで感じて欲しいです。競輪祭まで日にちがありませんが、やれる事をやって頑張ります。

四日市競輪開設72周年記念泗水杯争奪戦G3勝者浅井康太

四日市競輪開設72周年記念泗水杯争奪戦G3勝者浅井康太

四日市競輪開設72周年記念泗水杯争奪戦G3勝者浅井康太

※四日市競輪G3(最終日)ピックアップは次ページへ→

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