競輪祭女子王座戦G1（初日）レポート

2023年11月21日　小倉競輪
第1回競輪祭女子王座戦G1（初日）
ナイター開催

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【競輪祭女子王座戦G1（初日）9R＝ガールズ予選】

打鐘から山原さくらが先行態勢も、最終HS前に4番手から尾方真生がスパート。山原も譲らず、両者の主導権争いとなる中、6番手から梅川風子が最終1コーナー付近から捲りを打ち、前団をとらえて押し切り勝ち。梅川をマークする形で飯田風音が2着。尾方を追走した吉村早耶香が3着に入線した。

1着／梅川風子（L1・東京112期）

尾方真生選手と山原さくら選手が、積極的に動く選手だったので、前の2人の動きを確認しながらでした。調子と体調が良くなかったので、一発狙いになると思っていました。手応えとしては、状態のいい時に比べると物足りない感じがあります。決勝に向け、準決勝の着順が大事になるので、体調面などを明日までに調整して、無駄のないレースをしたいと思います。

2着／飯田風音（L1・埼玉120期）

今日は、自力を考えていたのですが、いい位置が取れなかったので、自在に組み立てようと思いました。梅川（風子）さんが、めちゃ強かったです。感触は悪くないです。準決勝は、皆が強いので、穴が開けられるように頑張ります。

3着／吉村早耶香（L1・静岡112期）

レースは、尾方（真生）さんの後ろが取れるかなと思っていました。付いている感じは悪くなかったですが、（最終2コーナー付近で）梅川（風子）さんが来たタイミングで踏める準備をしていれば良かったと思います。ゴール前は重くなかったので、明日（準決勝）は、いい感じで迎えられると思います。力を出せるように集中して頑張ります。

4着／那須萌美（L1・宮崎114期）

尾方（真生）選手がカマシて来たところを、山原（さくら）さんが飛び付くかなと思っていました。前の2人が踏み合うと思っていなかったので、捲りの絶好の展開になってしまったと思い、迷ったところがあり、判断が遅れてしまいました。脚を使わずにレースが終わってしまいましたが、脚は変わりなく調子の良い状態だと思います。迷いなく自分を信じて走ります。

9Rレース結果

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【競輪祭女子王座戦G1（初日）10R＝ガールズ予選】

打鐘過ぎにも隊列は変わらず、前受けの畠山ひすいがペースを上げて、先行態勢に入る。6番手の太田りゆが最終1コーナー付近から捲りを打つと、畠山の2番手に付けた久米詩も合わせて最終2コーナーから捲り発進。両者の捲り合戦は太田に軍配で、最終2センター付近で久米をとらえて1着。久米後位から柳原真緒を詰め寄るが、久米が2着に入線。

1着／太田りゆ（L1・埼玉112期）

畠山（ひすい）選手、久米（詩）選手、柳原（真緒）選手が、自分より前にいること以外は気にせずでした。踏み出した時、競技のギアとのギャップを感じてしまいました。あまり伸びが良くなかったのですが、落ち着いてレースができたと思います。体力面は心配ありません。コンディションは、良くも悪くもなく、集中できています。自信を持って走ることが一番だと思うので、集中して頑張ります。

2着／久米詩（L1・静岡116期）

内枠だったので、なるべく前にいたいと思っていました。展開が良かっただけに、もう少し脚力が欲しいと思うレースでした。（最終BS）太田りゆさんに越されたのですが、2着に粘れたのは、成長した部分だと思うので、いいレースができたのかなと思います。コンディションはわりといい方だと思います。

2着／柳原真緒（L1・福井114期）

打鐘過ぎからペースが上がっていたので、誰も仕掛けてこないだろうと思っていました。太田（りゆ）さんが「ここで来るだろう」と思ってところで久米（詩）さんが踏んでくれた。そこで久米さんとの車間を切れば良かったのですが、その余裕がなかったです。それができていれば、ゴール前、もう少し追い詰められたと思います。抜ければ良かったですね。状態は、前走福井の最終日くらいいいのかなと思います。

10Rレース結果

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【競輪祭女子王座戦G1（初日）11R＝ガールズ予選】

打鐘で仕掛けは無く、前受けの増田夕華がそのまま先行態勢に入っていくが、2番手の坂口楓華が最終HSで仕掛けて、増田を叩いて主導権を握る。坂口の仕掛けに、吉岡詩織、尾崎睦が続き、児玉碧衣も巻き返しを狙うが、尾崎の横までで伸びを欠く。抜け出した坂口は、そのまま粘り込み1着。2着に吉岡、3着に尾崎が入線した。

1着／坂口楓華（L1・愛知112期）

（児玉）碧衣さんに勢いをつけさせたくなかったので、前の方でレースをして、自分のもつ位置から仕掛けました。不安の中、走ったのですが、ここを勝てないとタイトルは掴めないので、碧衣さんを乗り越えたい気持ちでレースに臨み、結果が出たので、明日（準決勝）につながると思います。体調はいいです。

2着／吉岡詩織（L1・広島116期）

最後かわせれば良かったのですが、今の力はこのくらいだと思います。オールガールズクラシックは、動こうとしたのですが悔しい思いをしたので、今回は予選突破を目標にしていたので、ひとまず安心しています。状態は上向き。今日は、マークだったのですが、明日（準決勝）は自分の力をしっかり出したいと思います。

3着／尾崎睦（L1・神奈川108期）

児玉（碧衣）さんが仕掛けたら、一番後ろになると思ったので、それだけは避けたいと思い走りましたが、児玉さんの邪魔だけして終わった感じですね。状態は、あまり良くなかったので、明日（準決勝）は違う感じで入れるように、体や体調面、アップの仕方を考えたいです。たくさんの方のおかげでこの舞台に戻ってくることができたので、支えてくれた方に、元気な走りを届けられたらと思います。

4着／石井寛子（L1・東京104期）

9レース、10レースと後方からの仕掛けが決まっていたのでイメージができていました。（児玉）碧衣ちゃんの後ろは最高だと思っていました。走る前に、最低でも4着を取れば準決勝に行けるとわかっていたので、どんな展開でも突っ込んで行こうと思っていました。感触はとてもいいです。明日（準決勝）はもっと隙がなくなるので、絶対に決勝にいきたい気持ちで頑張ります。

11Rレース結果

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【競輪祭女子王座戦G1（初日）12R＝ガールズ予選】

道中で下条未悠が佐藤水菜の横まで上昇すると、佐藤は引いて6番手に構える。打鐘から下条が仕掛けていくと、2番手に入った奥井迪が最終HSで仕掛け、下条を叩いて主導権取りに出る。奥井には小林莉子が続く。佐藤水菜は最終HSで中団までポジションを上げると、最終1センター付近から捲りを打つと、抜群のスピードで奥井を捲り切り、大きくリードを広げて1着ゴール。粘る奥井と、吉川美穂の争いを直線外から伸びた小林莉子が差し切り2着。3着は吉川が入線した。

1着／佐藤水菜（L1・神奈川114期）

自信はなかったのですが、オッズを見て、とにかく頑張ろうと思いました。初手で中団が取れて良かったのですが、レース中に後手に回ることになったので、しっかり覚悟を決めて仕掛けられたのは良かったと思います。踏み出した感触は、競技の時よりもギアが軽いので、ダッシュが軽くて、すんなり自転車が動き良かったなと思います。体は大丈夫。あとは気持ちが前を向いてくれたら良いと思います。

2着／小林莉子（L1・東京102期）
チャリレンジャー（スポンサード選手）

狙った位置が取れたのですが、佐藤（水菜）さんが横を通るとき、内に詰まったので大丈夫かなと不安がありました。なんとか抜け出せて良かったです。強いですね、サトミナ。松戸のオールガールズクラシック以降、前々勝負だなと感じたので、3番手にはいたいと思っていましたが、あの展開で越えちゃうのだから強いです。脚の感じは悪くないのですが、サトミナに勝たないとグランプリに乗れないので、悔しさがあります。頑張るだけです。

3着／吉川美穂（L1・和歌山120期）

佐藤（水菜）選手から離れてしまったのですが、なんとか3着に粘れてとてもホッとしています。車番が隣りだったので、佐藤選手の後ろしかないと思って付いていました。病み上がりで練習できていなかった部分がありましたが、粘れたので及第点ですかね。なんとか3着までに入って、決勝に進みたいですね。

12Rレース結果

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【競輪祭女子王座戦G1（2日目）11R＝ガールズ準決勝】
1／梅川風子（L1・東京112期）
2／太田りゆ（L1・埼玉112期）
3／久米詩（L1・静岡116期）
4／小林莉子（L1・東京102期）
5／吉川美穂（L1・和歌山120期）
6／尾崎睦（L1・神奈川108期）
7／那須萌美（L1・宮崎114期）

【競輪祭女子王座戦G1（2日目）12R＝ガールズ準決勝】
1／佐藤水菜（L1・神奈川114期）
2／坂口楓華（L1・愛知112期）
3／吉岡詩織（L1・広島116期）
4／飯田風音（L1・埼玉120期）
5／柳原真緒（L1・福井114期）
6／吉村早耶香（L1・静岡112期）
7／石井寛子（L1・東京104期）

【競輪祭女子王座戦の勝ち上がり】
◆2日目：ガールズ準決勝（2個レース）
1位～3位の6名→決勝
4位から1名→決勝

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【ガールズグランプリ2023選考用賞金獲得額】
1位／久米　詩　23,671,500円
2位／児玉碧衣　22,802,500円※
3位／尾方真生　19,522,000円
4位／吉川美穂　19,245,500円
5位／坂口楓華　18,901,500円　↑
6位／石井寛子　18,871,000円　↓
7位／小林莉子　16,831,600円
8位／柳原真緒　15,999,000円
9位／山原さくら　15,945,000円
10位／中野　咲　14,813,700円
11位／奥井　迪　14,145,000円
12位／野口諭実可　13,932,000円
13位／那須萌美　13,524,500円
14位／小林優香　13,524,000円　↑
15位／荒牧聖未　13,328,000円　↓
16位／吉岡詩織　13,311,500円　↓
17位／佐藤水菜　13,229,000円※　↓
18位／村田奈穂　13,106,000円
19位／鈴木美教　12,948,200円
20位／日野未来　12,363,000円

21位以下で準決勝進出を果たしたのは
梅川風子、太田りゆ、尾崎睦、飯田風音、吉村早耶香

11月21日現在、太字選手は準決勝進出
※はG1優勝者
矢印は前日とのランク変動