自転車ライフ
益田の星の食材と観光地を巡るサイクリングツアー(後編)
川沿いを走るうちに集落へと差し掛かった。川を渡り、細い道を抜けて、小学校らしき建物に到着。今では匹見地区の振興センターとして活用されているらしい。構内に入ると何か香ばしい香りが漂う。あゆだ!
高級料亭などで扱われ、地元の方々があまり口にすることがないという高級食材である高津川のあゆを焼きたての状態でふるまってくれるという。まさにドンピシャのタイミングで焼きあがった模様。
建物の中に入ると、焼きあがったあゆに、匹見の葉わさび醤油漬けが添えられ、さらに地元野菜がたっぷり入ったシシ汁も振る舞われた。なんと豪華な! この日は気温が低かったため、温かいシシ汁にも大感激。スープと同じくらいたくさん入れられた野菜のうま味がしっかり出て甘く、猪肉の臭みはまったくない。一つ一つの具材がおいしいこと! あゆにかぶりつくと、香ばしさに加え、ふんわりとした身のうま味がじんわりと口の中に広がる。川魚特有の臭みもない。少し苦味のある内臓も含め、まさに絶品。頭から尻尾まで、まるまるいただいてこその至福の味わいだった。わさびの葉の醤油漬けは、ツーンとしたわさびの風味と、甘醤油がベストマッチ。初めての味に感動し、土産に購入するメンバーもいたほど。
思わずほっこりしてしまったが、一同は腰をあげ、歓待してくださった皆さんと記念撮影をし、お礼を述べて行程に復帰。これから国定公園にもなっている匹見峡に向かうのだ。
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