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2019/12/16

P-Navi編集部

キャラクターエンデューロ2019

キャラクターエンデューロ2019

【今年行われたサイクルイベントをご紹介します!】

4月20日、千葉県の茂原ツインサーキットにおいて、『キャラクターエンデューロ2019』が開催された。これは参加者全員が、アニメ、ゲーム等のキャラクターが描かれたウェアを着るか、コスプレ、仮装をすることが競技ルールとなっている、耐久レースを中心とした大会。これまでも開催されてきたが、アニメ化された自転車のロングライド等を描いた漫画『ろんぐらいだぁすとーりーず!』が冠につく形で、今年新たに開催されることになったのだ。

全参加選手の記念撮影。キャラクターを描いた「痛車」のホイールを掲げる参加者も

この日は、バイクのタイムトライアルと5時間エンデューロ(耐久)に加え、ランも一種目として開催され、双方の参加者とともに、豪華なゲストや、華やかなレースを目当てに、多くのファンが観戦に訪れた。

会場は参加者や観戦客で大いに賑わった

『♡陛下』のコスチュームでポーズするゆうさん

レースのサーキットとなるのは、茂原ツインサーキットのイーストカートサーキット。1周1,142mと小ぶりで、コントロールタワー付近からはサーキットの様子が、ほぼ一望できる。

小さなサーキットであるため、参加者が走るさまを見渡せる

この日最初に開催されたのは、サーキットをバイクで1周するタイムトライアル。ゲストMCの栗村修さん、元プロロードレーサーの辻善光(TEAM ZENKO)さん、過去には現在のワールドツアーにあたるヨーロッパの強豪チーム『マペイ』に所属した元プロロードレーサーの阿部良之(アベノバ)さん、M.マキノサイクルファクトリーの坂西裕さんの4名が、ゲストレーサーとして出走。これが参加者の目標タイムとなる。並々ならぬ集中力でレースに臨んでいた辻さんが、1分28秒36を叩き出し、参加者たちは、このタイムに挑んでいくことになった。

最速タイムを出したゲストの辻善光さん

様々なコスプレで現れる参加者たち。ここでは実名を呼ぶことが禁止され、参加者は登録名のみでコールされる。顔が塞がれていたり、マントをたなびかせていたり、幅広だったりと、「空気抵抗をできる限り削ぎ落とす」というタイムトライアルのセオリーとは真逆ないでたちの参加者たちも。中にはコスチュームが硬く、前傾姿勢が取れない参加者まで!見た目や名前と、実際の剛脚ぶりに壮大なギャップがあったりするため、レースは大いに盛り上がる。

トップタイムを叩き出した鉄竜選手。姿だけでは実力はまったく分からない!

優勝は1分29秒88を叩き出した鉄竜選手。辻さんが叩き出したタイムに迫る好タイムでの優勝だった。女子は、こふみ選手。セーラーマーズのコスチュームから伸びた美脚が観客を魅了した。

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