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自転車ライフ

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2020/03/02

P-Navi編集部

第12回ウィーラースクールin前橋

第12回ウィーラースクールin前橋

午後の部は、日本競輪選手会・群馬支部の小林潤二選手によるバイクペーサーのデモンストレーションからスタート。室内を走るオートバイと、その後ろに自転車がピッタリつく見慣れない光景に、目を丸くする子どもたち。周回を経るにつれ、エンジン音が高くなり、速度が上がっていくのを感じ取り、食い入るように足を高回転させるトラックレーサーの走りに見入っていた。最終周回では時速65kmを超えるハイスピードに達し、思わずポカンとしてしまう子どもも。走行後、バンクを降り、大きな拍手で迎えられた小林選手は、笑顔で子ども達の質問に答えていた。

午後のカリキュラムは、個人タイムトライアルからスタート。ペダルなし自転車に乗った子どもも、希望者は参加できるのだが、バンク一周の335mは、2歳児には、はるか長い旅!スタート後、行き先を見失ってしまったり、休んでしまったり、低年齢の幼児たちの部は、微笑ましくも波乱万丈のタイムトライアルとなった。年齢が上がっていくと、プロの選手のように後ろをホールドしてもらった状態からスタートする本気参戦の子どもたちも登場。大人顔負けのタイムが叩きだされていった。優勝は28秒で駆け抜けた6年生のらんと君。時速43km超えの好タイムだが、本人は「スタートを失敗した」と残念な表情。こういう中から、将来のビッグスターが出てくるのかもしれない。

ペダルなしバイクもタイムトライアルに挑戦!

タイムトライアルでは10秒刻みで一人ずつスタートしていく

タイムトライアル女子対決も!

バイクを後部よりホールドしてスタートする本気のロードバイク参戦。優勝タイムは28秒だった

最後は全員参加で、年齢順に走っていくジャンボリレー。個々の能力や車種でタイム差の開きが非常に大きいため、できる限り年令や車種を考慮しつつ、4つのグループに分けられた。想定外のハプニングもあるが、そこも含めて面白いのがこのリレー。アンカーを務める講師の選手たちまで、各チーム全員が走り切り、スクールは終了となった。

ヘルメットカバーで色分けし、2歳から12歳までの子どもたちが4チームに分かれて戦った

チームを背負って、全力の力走。デッドヒートが続く

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