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2020/05/16

P-Navi編集部

おひとりさまライド「つくば霞ヶ浦りんりんロード」レポート

おひとりさまライド「つくば霞ヶ浦りんりんロード」レポート

今回は、霞ヶ浦の北岸を東に向かい、『かすみがうら市交流センター』を目的地として折り返すコースとした。コースは平坦で、走りやすいのだが、厳しい要素があるとすれば、霞ヶ浦に吹く風だ。距離は約20km。少し長いかという懸念もあるが、なにせe-バイク。たとえ強風の日になったとしても、速度が時速24kmに達するまではしっかりとアシストしてくれる。信号がないこともあり、1時間あまりの乗車で到達できるはず。休憩を入れても、安定して走れれば、長いライドにはならないだろう。

茨城県の面積の35%をも占めるという霞ヶ浦はやはり大きく、右手には湖だということを忘れてしまうほど雄大な霞ヶ浦の湖面が広がる。

右には霞ヶ浦、左にはハス畑、左右に広がる景観を写真では表現しきれないのが残念!

一面のハス畑。夏はハスの葉と花が織りなす絶景が広がる

そして、特に北岸地域一帯には、ハス畑が広がっているのも、霞ヶ浦の名物だ。夏は、生い茂る緑の葉の中に神々しくハスの花が咲き、他では見られない絶景が広がる。この時期はまだ葉も出ておらず、畑と呼べども区画分けされ水が湛えられた小さなプールのような状態で、それぞれの水面が陽を浴びてキラキラ輝いていた。

ハス畑と山々と集落と。広がるのどかな景観に心も平らかになっていく

右手に霞ヶ浦、左手にはハス畑と田園風景が広がる景観の真ん中でペダルを踏み込んで進んでいく。自分の周囲360°の視界を楽しめる自転車だからこその感覚を味わいたい。信号もなく、車のストレスもほとんどない。空が広く、最高の開放感だ。

路面は走りやすく整備され、道標となる路面表示もバッチリ

ルート内は自転車だけでなく、歩行者や一部クルマとシェアする区間もあるが、交錯の危険が起きないよう、随所に分離や注意喚起の工夫が凝らされている

行きは強烈な追い風で、電動も要らないほど。車体自体の転がり性能もよいようで、電動を使わなくとも、快調にバイクは進んでいく。春の風が心地よい。あっという間に、土浦の街は見えなくなった。

タンデムに乗る方々を発見。息もぴったりだった

家族で自転車を楽しむ姿も目立った

タンデム(二人乗り自転車)に乗る二人と遭遇した。まだメジャーな乗り物ではないので、練習しながら乗っている様子。車の心配も、迷う心配もないこのルートなら、確かにタンデムという選択肢もある! すぐに乗り慣れたようで、足並みを揃え、会話を交わしつつ、霞ヶ浦の環境を楽しんでいるようだった。

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