自転車選び【第2回】
『競技にも使える本格派だが、ホビーにも人気 ロードバイク/MTB(マウンテンバイク)』
レースシーンでも使用できる本格的なスポーツバイクだが、その性能を活かし、趣味として乗るケースが急増している。
ロードバイクはドロップハンドルが付き、細いタイヤを履き、軽量なレースバイク。多くは前後にギアが付き、空気抵抗を削ぎ、高速走行ができるよう設計されている。競技選手などは平地で時速60〜70kmをも叩き出し、下りでは時速100kmを超えることもあるそうだ。深い前傾で全身を使って乗るため、身体を変える効果は大きい。
(高速走行でなければ)軽い力で爽快に乗れ、ハンドルの持ち方に応じ、乗車姿勢が変わるなど、長時間でも乗れるように設計されている。そのため、サイクリングやロングライドに使用する愛好家が多い。近年は路面を選ばず乗れる「グラベルロード」も登場している。
MTB(マウンテンバイク)はストレートハンドルに太いタイヤを履き、舗装道路外でも乗車できるよう設計されたオフロードバイク。
想定する乗り方により多様な展開があり、フレーム設計に加え、ホイール径(26、27.5、29インチ)、タイヤの太さ、衝撃を吸収するサスペンションの付き方などを選ぶことになる。
どんな路面でも走れて、安定感があることから街乗りで愛用(タイヤを摩擦の少ないものに履き替えることが多い)するケースもあり、特に欧州ではシニア層のサイクリングなどにも人気。モーターユニットを付け、e-バイクとしての展開も豊富だ。街乗り用の「MTBルック車」はオフロードを走ることには適していないので注意。
価格帯はロードバイク、MTB、共にフレーム(素材、設計)、コンポーネント(ギアなど)やホイール性能などにより大いに異なる。5万円程度から上は上限がなく、100万円程度というところか。エントリーバイクはブレーキなどの安全性能を考え、10万円台のものを選ぶケースが多いようだ。
Recommend
New Article|自転車ライフ
2024/03/15
2024/03/14
2023/10/28
2023/09/22
2023/09/21
Recommend
NEW
2024/03/27
NEW
2024/03/25
NEW
2024/03/24
NEW
2024/03/20
NEW
2024/03/19