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2023/05/22

P-Navi編集部

春の湘南おひとりさまライド(後編)

春の湘南おひとりさまライド(後編)

4月某日、湘南エリアで展開するe-bikeタイプのシェアサイクルを借り、鎌倉から湘南ライドに出発した。鎌倉、高徳院の大仏、稲村ヶ崎、七里ヶ浜をめぐり、小休憩を経て、再出発。次の目的地は、江ノ島だ。

※前編はこちら

湘南おひとりさまライド
e-bikeを借り、鎌倉~平塚を走る 江ノ島にて

海沿いの道を気持ちよく走る。しばらくは江ノ電の線路と併走する。

鎌倉高校前駅
江ノ電「鎌倉高校前」駅。海沿いの道に駅のホームが現れる不思議な光景は新鮮だ

江ノ島
江ノ島に到着!

あっという間に江ノ島への入り口に到達。自転車で走ってみると、このあたりの距離の近さと、濃厚さに改めて驚く。コンパクトな中に、ぎっしりと見どころが詰まっている! クルマで通り過ぎてしまうのは、あまりにもったいないと再認識した。
江ノ島大橋を渡り、江ノ島に上陸。ここはまた別世界で、多くの修学旅行生や観光客が楽しそうに歩く、日本の観光地のムードが漂っていた。そのままヨットハーバーの間を抜けてバイクで奥まで行ってみる。

江の島のヨットハーバー
江ノ島には大きなヨットハーバーも

江ノ島には「日本三大弁天」のひとつ「江島神社」があり、その奥に岩屋やカフェなどがあるのだが、バイクを停めて、かなり歩かねばならないため、今回は参道の雰囲気だけを軽く味わうことにした。修学旅行生に混じり、真っ黒な「しらすブラックコロッケ」を買ってみる。まだ温かいコロッケは、ほんのり、しらすの塩気がした。

江島神社
観光客で賑わう江島神社への参道

しらすブラックコロッケ
竹炭で色を付けた「しらすブラックコロッケ」。ほんのり磯の香り

湘南港北緑地広場
「湘南港北緑地広場」では、地元の方々がのんびりと過ごしている姿が印象的だった

芝が広がる湘南港北緑地広場では、地元のひとたちが、椅子や敷物を持ち込んでゆったりと過ごしていた。晴天の下、広がる海と、芝と、最高に心地よい空間を楽しむ人たち。こんな生活もいいなと、しみじみ考えてしまった。
江ノ島を後にしたものの、灯台が気になって、江ノ島水族館手前の細道に入り、バイクを停めた。遊歩道を歩いて「白灯台」へ。

遊歩道
灯台に向かう遊歩道を行く


かなり小ぶりだった「白灯台」。江ノ島をバックに

遊歩道
遊歩道横のビーチには、たくさんの方々が思い思いの方法で浜辺を楽しんでいた

灯台は、イメージしていたより小さく、なんとなく鉛筆を想起させるかわいらしい小ぶりなものだった。江ノ島をバックに記念撮影。
134号に戻り、引地川を渡ると、川沿いの遊歩道が見えた。地元の方々が行き交っているのが見える。ここを上がってみよう。植物園の前を抜け、辻堂駅方面に抜けると、地図上に鍵穴のような形の緑地が見えた。前を通ってみると、統一感のある宅地が並び、その道沿いには、太陽光パネルが並んでいる。気になって中央に設えられた欧風のゲートの中をのぞくと、広場になっており、看板には「藤沢サステイナブルスマートタウン」と書かれていた。

藤沢サステイナブルスマートタウン
藤沢サステイナブルスマートタウン

太陽光パネル
エリアの南側の宅地沿いには太陽光パネルが並ぶ

自転車専用通行帯
中には自転車専用通行帯も

ここは「究極の理想を追い求めた街」として、100年のビジョンを掲げ、環境やエネルギーの目標を掲げながら、エコと快適性を共存させる街づくりの挑戦を行っているエリアとのこと。多くの企業・団体が参画し、排出CO2の70%削減や生活用水30%削減、再生可能エネルギー30%以上、などの目標を掲げ、持続可能なライフスタイルを支えているのだという。藤沢にこのような街があるとは、知らなかった。このようなポジィティブな試みは、各地に広げてほしい。

※次は絶品スイーツとの出会い!そして、おひとりさまライドもゴール地点へ。

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