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エッセイ「競輪場の在る街」Vol.7〜調布

エッセイ

2018/03/08

エッセイ「競輪場の在る街」Vol.7〜調布

調布の対岸である稲田堤からは、年に1回、調布の花火大会がよく見えた。多摩川から徒歩15秒のマンション3階に住んでいた私は、廊下にテーブルと椅子を出し、友達を集め宴会を催す。それは定例行事となっていた。 そこから少し視線を…続きを読む

エッセイ「競輪場の在る街」Vol.6〜名古屋

エッセイ

2017/10/28

エッセイ「競輪場の在る街」Vol.6〜名古屋

「今まで食べたもので一番辛(から)かったものは何か?」 そんな質問をされたら、一瞬、悩んでから“味仙の台湾ラーメン”という答えを出すだろう。 初めての名古屋出張、仕事が一段落した解放感に包まれたこともあり 「今晩、このま…続きを読む

エッセイ「競輪場の在る街」Vol.5〜小田原

エッセイ

2017/09/30

エッセイ「競輪場の在る街」Vol.5〜小田原

年末の小田原で、自転車を借りて走ってみた。もちろん、競輪場を走ったのではなく、小田原の街を、である。 ここで私は、小田原駅に集まっている線路に注目した。 小田原は、新幹線、東海道本線、小田急線などの主要路線が乗り入れる駅…続きを読む

エッセイ「競輪場の在る街」Vol.4〜佐世保

エッセイ

2017/08/28

エッセイ「競輪場の在る街」Vol.4〜佐世保

佐世保までの道のりは長い。長崎空港に降りて、佐世保行きのバスに乗る。世界初の海上空港であるからして、空港島から陸へ渡る橋は一直線に長く伸び、天気が良ければ既に風光明美な風景が拝める。 対岸は大村である。なぜか自動車教習所…続きを読む

エッセイ「競輪場の在る街」Vol.3〜岸和田

エッセイ

2017/07/13

エッセイ「競輪場の在る街」Vol.3〜岸和田

もう15年以上も前のこと、20歳前半の頃に泉佐野という街に住んでいた。大阪府でもずっとずっと南の方、関西国際空港の対岸の街である。現在はどうなっているか分からないが、当時、関空開港に合わせた開発がうまく進まず、空き地が多…続きを読む

エッセイ「競輪場の在る街」Vol.2〜伊東

エッセイ

2017/06/15

エッセイ「競輪場の在る街」Vol.2〜伊東

ホテルの窓から見える古い民家は、確かにどこにでもある古い民家に違いはなかったが、それすら旅情の足しにしてしまう魅力が、伊東にはある。 伊東といえば海沿いの温泉というイメージなのに、部屋の窓は山側に向いており、夜が深まると…続きを読む

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