TOP > 競輪 > 小松崎大地(福島99期)選手インタビュー

競輪

2020/03/20

P-Navi編集部

小松崎大地(福島99期)選手インタビュー

小松崎大地(福島99期)選手インタビュー

―仰っていた『本物の力』もついてきたということでしょうか?

そこはまだまだですね。でも、色々なことの全部が噛み合ってくれば、チャンスはあるかなと、思っています。そこに向けて努力していかないといけないし、だからこそ、口に出していきたいですね。課題はデビューした時からズーッと、あります。それを一つずつ積み重ねてきて、形になってきたのが今です。まだまだ全部において足りないのですが(苦笑)。

―昨年はルール改正、そして、近況はナショナルチームが作り出すハイスピード化で競輪の流れが変わったと言われていますが、トップクラスの自力選手として、そのあたりはどう捉えていますか?

自分はまだまだですよ(苦笑)。でも、自力選手としてナショナルチームのあそこまでのタテ脚や自力は理想だし、魅力だし、目指すべきところ。だからこそ負けてはいけないと、思っています。ギア規制もルール改正も、自分だけがそういう状況に置かれている訳ではなく、みんなが同じ条件。そこに順応できなければ、ふるい落とされていくだけ。今、自分には足りないことが山のようにあるので、それを一個ずつ詰めている段階。ルールやレースが変わったら、それが増えるかも知れないし、もしかしたら減るかも知れないけど、結局はそれを自分がどう感じて、どうシッカリと、対応していくか。やっていくことは一緒ですね。

―最近では、北日本に若手機動型が多く出てきており、小松崎選手が番手を回るケースも増えてきていますよね。

そうですね。でも、まだまだ番手を回る数は少ないですし、本物の追い込み選手や、長年、走っている選手には足りないと思いますが、絶対にそれを言い訳にしないことは決めています。番手を回ったからには『経験不足でした』や『技量不足でした』は単なる言い訳、そう思っているので、僕は言わないだけ。出来ないこともまだありますけど、出来ることは全てやる。その結果、力が足りない部分だったりを、自分の中やトレーニングで埋めていきたいです。

―小松崎選手自身が考えるレースのアピールポイントは?

気持ちだけは負けないと、思っていて、レースでもそういうところは出せているかなと。失敗して仕掛けていけない時もありますが、仕掛ける勇気は持っていると、思います。

―改めて今後の目標を聞かせて下さい。

もちろん、G1のタイトルを獲るのが目標ですね。僕もこうしてサポートしていただける形なので、責任感も出てきますし、より一層、頑張れます。

―最後に、チャリ・ロトのユーザーにメッセージをお願いします。

僕のことを知っている方も、知らない方もいるとは思いますけれども、シッカリと、チャリ・ロトのお客様の期待に応えらえるような走りで、一戦一、戦を頑張っていくので、今後とも小松崎大地、及びチャリ・ロトを宜しくお願い致します!

Text/Tetsu Sasaki Photo/Tetsu Sasaki・Joe Shimajiri

 


小松崎大地(福島99期)
S級1班 1982年9月3日生
拓大紅陵高―千葉商科大学―四国アイランドリーグ・徳島インディゴソックス(05年~08年)
引退後は野球界から競輪界への転向を決意し、2009年、日本競輪学校(現:日本競輪選手養成所)に99回生として入学
在校成績は13勝を挙げて34位だった
2011年1月に宇都宮競輪場でデビュー(1着・2着・4着)すると、翌年2月にはS級に特別昇級と階段を駆け上がった
2013年11月に玉野競輪場でS級初優勝、さらに2017年3月には大垣で記念初優勝を達成
2018年、2019年にはG1寛仁優出牌記念トーナメントで決勝進出を果たす
輪界トップクラスの自力型としてタイトル獲得が期待される1人である

12

ページの先頭へ

メニューを開く