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2022/09/25

P-Navi編集部

【浜松オート特別G1】青山周平が20回目のG1優勝

【浜松オート特別G1】青山周平が20回目のG1優勝

2022年9月25日 浜松オート
特別G1共同通信社杯プレミアムカップ(最終日)

※4日目のレポートはこちら

プレミアムカップ優出者

10年ぶりに浜松オートでの開催となった特別G1「共同通信社杯プレミアムカップ」。
3月の山陽開催は新型コロナウイルスの影響で2日目以降が中止・打ち切り。今開催はシリーズ3日目に台風接近の影響もあり湿走路となったが、4日目・最終日は日中の気温が30度に達するほどの強い日差しが戻り、熱戦が繰り広げられた。
シリーズは永井大介や早川清太郎ら銘柄級が準々決勝戦で、さらには優勝候補の一角だった鈴木圭一郎が準決勝戦で敗退するなど波乱が起こる中、優勝戦には現在ランク1位の青山周平をはじめ、地元の木村武之、伊藤信夫、金子大輔、そして久しぶりのグレードレース優出で復調を印象付けた佐藤摩弥らが進出を果たした。また、プレミアムカップは年末のスーパースター王座決定戦トライアル戦へのポイントを獲得できる開催だけに、来月のSG日本選手権オートレースを前に、ポイントの動向にも注目が集まった。

試走タイムは、3.31で青山と木村がともにトップ。次に3.33で三浦、3.34で若井と金子が続いていた。今回も青山が一番人気の「青山オッズ」が形成され、対抗の一番手には地元の木村が推された。
レースは青山がスタートを決めて、2番手に木村が続く展開となるが、青山が8周回を逃げ切りで優勝のチェッカー。プレミアムカップは昨年に続いて3回目、G1は通算20回目の優勝を果たした。また、6月伊勢崎のG2稲妻賞から出場したグレードレースは5連続、SGオートレースグランプリから4節連続のグレードレース優勝となった。

【特別G1プレミアムカップ(最終日)12R=優勝戦】
*8周回4,100m 0mオープン戦
走路温度:39度、走路状況:良走路
1/青山周平(伊勢崎31期)3.31
2/木村武之(浜松26期)3.31
3/若井友和(川口25期)3.34
4/伊藤信夫(浜松24期)3.37
5/西原智昭(伊勢崎28期)3.35
6/佐藤摩弥(川口31期)3.37
7/三浦康平(伊勢崎28期)3.33
8/金子大輔(浜松29期)3.34
※右数字は試走タイム

■レース展開
1・青山がスタートを決めて1コーナーに先頭で入り、2番手に2・木村、3番手に4・伊藤、4番手に8・金子の態勢となる。青山の逃げに、木村もピタリと付いて回り、3番手以降は徐々に差が広がっていく。木村も機を狙うが、青山の隙のない逃げの前に、仕掛け切れない。5周回4コーナー過ぎに木村はインを狙うが、青山も抑える。そして青山は徐々に木村とのリードを広げ、そのまま8周回を逃げ切り優勝。2着に木村、3着に伊藤、4着に金子と地元勢が続いた。

プレミアムカップ優勝戦のスタート
優勝戦のスタート

プレミアムカップ優勝戦の1コーナー
最初のコーナーを1・青山が先制

青山と木村のマッチレース
1・青山の後位に2・木村がつづき、両者の一騎打ちに

プレミアムカップ優勝戦の最終コーナー
最終コーナー。1・青山が2・木村を振り切って優勝を果たす。

【特別G1プレミアムカップ優勝戦・結果】
2連単1-2 160円(1番人気)
3連単1-2-4 710円(2番人気)

優勝インタビューに応える青山周平
優勝/青山周平(伊勢崎31期)
競走車名:ハルク・73
ランク:S1
競走タイム:3.378
今節成績:1着・1着・2着・1着・1着
次走出場予定:山陽G2若獅子杯争奪戦(10月6日~10日)

久しぶりに浜松で優勝できて、本当に嬉しいです。
エンジンは昨日と変わらないか、昨日より良いのかは分からなかったですが、セッティングを扱っていったので、3.31が出たのは良かったと思います。フレーム関係をやったり、足回りをやったりして、今日が一番気持ちよく乗れました。
スタートはけっこう緊張しましたが、うまく切れましたね。時計のタイミングがつかめていなかったので、遅れるかもと思っていましたが、自分を信じて、できる限りのスタートを切ろうと思いました。
(道中は)終始、後ろから音が聞こえていましたが、乗りやすさもありましたし、タイヤもよく食いついていたので、何とか凌げました。
(グレードレース連続優勝は)すごいことだと思いますが、また次に向けて頑張ります。

レース後のガッツポーズ
レース後のガッツポーズ

師匠の仲口武志と記念撮影
師匠の仲口武志と記念撮影

ウイニングランをする青山周平
ウイニングラン

表彰式
表彰式ではスタンドからの大きな拍手に包まれた

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なお、スーパースター王座決定戦トライアルへのポイントは
優勝の青山周平が10ポイント、2着の木村武之が5ポイント、3着の伊藤信夫が3ポイントを獲得。
今年まだポイントがなかった木村がポイントを獲得し、6位タイにジャンプアップ。
※青山はSG優勝で出場権利を持っており、伊藤は昨年のフライングにより出場権利なし。

1位:早川清太郎 17P
2位:丹村飛竜 15P
3位:永井大介 13P
3位:加賀谷健明 13P
5位:篠原睦 7P
6位:荒尾聡 5P
6位:有吉辰也 5P
6位:木村武之 5P
9位:中村雅人 2P
10位 高宗良次 1P
10位 小林瑞季 1P

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